2024年3月30日土曜日

未来を決める大選挙!「若者たちよ、政治を変えてくれ」

スポンサーリンク
トルコ戦士の皆様

戦士の皆様、下のXの画像なんですけど…
これ、どういう地図なのか、わかりますぅ?

これなんですけど
トルコ30大都市を示すもので、円が大きいほどGDPが高い都市なんですね。
この30の都市でトルコのGDP85.6%を占めるそうです。

で、円の色はその都市の長の政党を示すもので
赤●CHP (イマモール陣営)11
黄●AKP(エルドアン陣営)15
緑●MHP(AKP連合)1
紫●HDP(クルド系)3

30都市を4つ政党で分配してるわけですが…

そのうちエルドアン陣営が制している都市は15都市で
イマモール陣営が11都市と数では負けていますが…

都市のGDP数の合計では
エルドアン陣営15都市GDP合計が22.1%に対し
イマモール陣営11都市GDP合計は60%なんですね。

ようするにトルコの金を生み出している数少ない大都市はCHPを支持しているのですが
金を生み出していない数の多い小さい都市はエルドアンを支持し、その数の多さで国を制しているわけですね。

この制するというのは日本で例えると
例えば東京都、島根県、鳥取県とで、なにか採決する場合、いくら東京が賛成しても島根県、鳥取県が反対したら、東京の負けで、負けでね。
GDPなんかは関係ないんですね。ようするに数が、数がねすべてなわけです。

このいい例が静岡のリニア問題とかでしょうか知らんけど…

話はトルコに戻すとエルドアンはGDPとかあまり生み出していない地方の田舎で強いんですね。

それで、SNSとかを触れない田舎のジジー達は超有名なエルドアンしか知らないという人が多い状況のようで、田舎においてエルドアンはジジーとババーが喜ぶような政策をしとけば選挙とか楽勝なんですね。

その結果、田舎でエルドアン勝ちまくり、数で物を言わせて国を運営したらどうなったというと…

インフレがね加速、加速しまくって、どうなりました?
GDP30%を占めるイスタンブールで頑張って働いている人を横目にトルコリラが落ちて落ちまくったんですね。これ稼ぎまくった人、可哀想としか言いようがないですよ。

これ書いていて思い出したんですけ…

この前、「バカヤロー」とか言って騒がれた自民党の某…
どこから選出したか知っていますか?

和歌山なんですね。この地盤から圧倒的な支持を受けて彼は国の政権の中枢にいるわけですが、彼が田舎の機嫌を取るために何をやってるか知っていますか。
紀伊半島一周道路をつくろうとしているんですね。

この道路がどれくらい採算性があるか知りませんが、採算性を抜きにしても地元の人にとっては必要なもので重要な生活基盤になるものなはずです。

要するに国政に有力な政治家を送り込むことで国全体の採算性とか優先度を飛び越すことが可能で、まあある意味GDPトップの東京よりも和歌山が優先されるんですね。

誤解しないでくださいね。このことは和歌山が悪いとか言っているわけじゃありませんよ。
これが今の日本の政治の仕組みなのよね。ということが言いたいだけです。

ちなみにこの道路なんですけど、昔の記事ですけどこの紀伊半島一周道路「ムダな道路計画ランキング」に3位に入っていましたね。

いづれにせよ東京や大都市でストレスにまみれまくりながら働いて稼いだ金が、税金になって、東京の人がそうそう行くこともないであろう、こういうところに多くの税金が注がれているとうのが現実で…
この現実を知らない人がメチャメチャ多いんですね。

もっと言いますと、働き盛りの人々が地獄の思いで稼いだ金が、GDPを生まないジジー達に注がれまくっているんですね。子供がたくさん生まれれば、まあ問題ないんですけど…
今は少子化ですよ。このままだと高齢年齢階層1人を支える現役年齢階層の人数は2065年時点で2.5人になるそうです。こうなった場合、最近生まれた子供たちは地獄に生まれたみたいなもんですね。

でもでも、こんな現実は…
多くのジジーとババーには関係ないんですね。自分さえ良ければいい。誰でもこう思うのが人間の性です。(大王はこう思わないで済むために早く億万稼ぎたい)

ちなみに先ほどの「バカヤロー」に対しては地元はこのスタンスです。

とにもかくにも日本は、地方からジジー、ババーを優先する政治家が選出され、その政治家の力量で国が運営でされているんですね。これは都市部の若者がイマモールを支持するトルコと一緒かもですね。

ですので、明日の選挙で少しでも多くのトルコ国民が野党CHPに投票してエルドアンの勢力を弱めて欲しいですね。

最新の情報によると、市場の最大注目はイスタンブール選のようです。
だから、我々にとってイマモール氏にはなんとしても勝ってもらわないと困りますね。

大王がこういう感じでいろいろ文句を書けるのは、このブログを見るには相当情報スキルが高くないと見れないんですね。

普通に「トルコリラ」でネット検索しても、このブログが表示されませんから、見るにはかなりの情報スキルが必要なはずです。
まず間違いなく、SNSを触っていないネットスキルの低いジジー、ババーは見ていません。

ですのでスキルの高い戦士の方々は大王が言わんとしていることは、おおまかに理解して頂けていると思っています。

というわけで、自分もジジーのくせにジジーをディスる大王ですけど…

やっぱ、やっぱね。日本にせよ、トルコにせよ、若い方には、これから未来を担う子供たちのためにも選挙を真剣に考えて投票してもらいたいですね。

この投票率を見る限り、悲しいけど政治家も勝つためにはジジーとババーを優先せざるを得ませんね。
大都市では野党CHPが勝っているトルコは日本よりかなりマシかもしれません。
ある意味、若者たちの無関心が今の自民党を生んでいるかもしれませんね。

ちょっと長すぎの長文でしたね。

長々書いたんで、多分、ここまで読んでくれたかたは少ないはずですが、ここまで読んでくれた方、マジありがとうございます。
そして誤字脱字に加え、文は反れまくり、起承転結がデタラメで申し訳ございませんでした。

ということで、それでも日本が好きでたまらない大王でした。



※当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。

毎日更新中
主要5社トルコリラ・スワップポイントカウンター
トルコリラ円くりっく365売買動向(毎日更新)
リアルタイムチャートはこちら
PC用ドルトルコ・リアルタイムチャート
PC用トルコリラ・リアルタイム売買動向

スポンサーリンク

2024年3月29日金曜日

エルドアン、市場の懸念を払拭!シムシェキ氏の全面支援を約束

スポンサーリンク
トルコ戦士の皆様

まずドル円ですが動きが鈍くなっていますね。

USDJPY日足チャート











ドル円は三角持ち合い的な動きになっており151.3円付近を推移しています。
市場は今晩発表される米PCE物価指数に警戒を高めており、この内容を見極めようとしているようです。
この指標はインフレを示す指数でCPI(消費者物価指数)が主な都市部の売り手の価格を集計したものに対しPCEのほうは全米の個人の支出を集計したものですね。
要するに調査対象および調査範囲が異なり、PCEのほうがCPIよりより広範という感じですね。
とにかく、この結果が次のFOMCや利下げ時期に影響を及ぼすことになりますので、内容次第ではドル絡みで動き出ることになりそうですので要注意です。

それからトルコリラのほうは

TRYJPY,USDTRY日足チャート







週明けからトルコリラ売りがじわじわ強まっているようです。
やはり週末の選挙が警戒されている感じですね。
ドルトルコが下値を切り上げながら上昇し、トルコ円は上値を切り下げながら下落しています。
ドルトルコのほうは先週の予想外の利上げの前の位置にほぼ戻っている状況になっています。

流石にエルドアンもこの状況をなんとかせねばと思っているようで…
現在、市場は選挙後のシムシェキ氏が解任されるんじぇね~という噂を警戒しているわけですが

今度はエルドアン自身がこの噂を払拭するコメントを発表しました。

とりあえず、これで選挙後にシムシェキが舞台から去る可能性がなくなりましたね。

あとは選挙でエルドアンの勢力がどれだけ弱くなるかになりそうです。


※当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。

毎日更新中
主要5社トルコリラ・スワップポイントカウンター
トルコリラ円くりっく365売買動向(毎日更新)
リアルタイムチャートはこちら
PC用ドルトルコ・リアルタイムチャート
PC用トルコリラ・リアルタイム売買動向

スポンサーリンク

2024年3月28日木曜日

トルコ選挙前にS&PがGDP予想を引き上げ!

スポンサーリンク
トルコ戦士の皆様

ドル円が盛り上がっていますね。
昨日、一時あと少しで152円というところまで上昇し、メディアは34年ぶりの円安水準に下落した一斉に報道しています。

USDJPY日足チャート











ここまで来て152円を突破できないというのは…
ハゲタカ勢にとって後味の悪い展開ですね。

昨日のドル円の上昇は27日午前に日銀の田村審議委員が緩和を維持する発言をしたですが…
タカ派的な田村氏がハト派的なことを言ったことで円売りが加速してことが発端だそうです。
政府が円安を警戒してけん制している中、日銀の人がこういう発言をするとか…
チト、なんか脇が甘いですね。

いずれにせよ、円もトルコリラと一緒ですね。
気合の入った利上げをしないと本格的に買われることは厳しいようです。
この前のマイナス金利解除程度では今のところ効果はありませんね。

それで最新のドル円の注文状況ですが

LIONチャートPLUS+(LIONFX会員限定)
USDJPY4時間足チャート









この注文状況から読み取れることですが
ワタナベ勢はここまで来たら152円はブレイクすると踏んでいるようで、151円付近に逆指値注文をセットしてロングし、152円で利確の売り注文をセットしているようです。

ハゲタカ勢としてはドル円が151.2円台ですので…
一旦151円を割り込ませワタナベ勢の151円付近にセットされた逆指値を狩ってから再び152円を狙うというのが、儲けとして旨味がありそうですね。

いずれにせよトルコ円的には選挙前152円を超えてくれることがありがたい展開です。

最後のトルコニュースですが
選挙後に注目されているトルコ格付けを前に…

S&Pがトルコの2024年GDP予想を2.4%から3%に引き上げました。
トルコのGDPの要であるイスタンブールの選挙でイマモールが勝てば、この予想も実現しそうですね。

是が非でもイマモールに勝ってもらい、S&Pの格上げに漕ぎ着けてもらいたいです。





※当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。

毎日更新中
主要5社トルコリラ・スワップポイントカウンター
トルコリラ円くりっく365売買動向(毎日更新)
リアルタイムチャートはこちら
PC用ドルトルコ・リアルタイムチャート
PC用トルコリラ・リアルタイム売買動向

スポンサーリンク

2024年3月27日水曜日

トルコのダイナモ!イスタンブールを巡る大選挙

スポンサーリンク
トルコ戦士の皆様

トルコメディアは週末の選挙に関する情報一色ですね。

その中でも最大の関心はやはりトルコ最大都市であるイスタンブール選ようです。

イスタンブールは人口約1400万人で首都アンカラ500万人、イズミル500万人とトルコ三大都市の中でも群を抜いてます。

要するにイスタンブールはトルコのGDPのダイナモで、メチャメチャ影響力が大きいわけでエルドアンとしては絶対絶対に手に入れたいところなんですね。

しかし、イスタンブール選は現職市長であるCHPイマモール氏とAKPクルム氏(エルドアン陣営)の一騎打ちとなっており、最新の調査ではイマモール氏が大きくリードしているそうです。

調査結果では
イマモール氏39.2%
クルム氏30.4%
とイマモール氏が9ポイント近くリードしているのですが…

今回の選挙は野党連合が組まれていないようで、迷っている、あるいは答えたくない人というような意志不明の人が30%近くいるようです。

それで、今回の選挙では大きな影響を持つクルド勢がイマモールの支援を止め、独自の候補であるDEMベシュタシュ氏を立候補させており3.2%支持されているそうです。

クルド勢が立候補したことで、100%の票うち確実にクルド勢3%が減って約97%の票をイマモール氏とクルム氏が奪い合う感じになるわけですね。これ以外にも他の野党がクルド勢を入れて5人立候補していますので、もう少し奪い合う票が減りそうです。

焦点としては票が薄まった中で意志不明30%の票がどう転ぶかですね。

このあたりにエルドアンは勝機を見出そうとしているようで…
毎日放送されるテレビでは野党候補には時間をほとんど与えず、AKP候補の様子を流しまくっているそうです。

他には野党陣営のあらを探しまくり、イマモール氏にあたっては15億リラ相当の別荘を隠し持っているとか言ってエルドアン陣営が非難しまくっているそうです。

とにかく、こういう感じでトルコのテレビメディアに関してはイマモール氏がぶっ叩かれている感じですね。

こんな感じですのでトルコの田舎のジジーとババーには真実が届くのは厳しそうですね。

イマモール氏はメディア的に不利であるだけでなく・・・・
選挙直前までしょうもない裁判を喰らっており、メチャメチャ、エルドアン陣営から邪魔をされまくっているんですね。

こういう中、イマモール氏はエルドアンに牙を剥きまくり、彼の悲願であるイスタンブール運河建設を中止するという大反撃を喰らわせています。

エルドアンとしては是が非でもクルム氏を勝たせイスタンブール運河建設を成し遂げたいところです。

前回のイスタンブール選は結構接戦となり世紀の茶番、やり直し選挙となりました。

果たして今回はどんな物語が生まれるのか…
非常にドキドキしますね。





※当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。

毎日更新中
主要5社トルコリラ・スワップポイントカウンター
トルコリラ円くりっく365売買動向(毎日更新)
リアルタイムチャートはこちら
PC用ドルトルコ・リアルタイムチャート
PC用トルコリラ・リアルタイム売買動向

スポンサーリンク

2024年3月26日火曜日

何が何でもこの選挙でイスラム色を薄めなければならない理由!

スポンサーリンク
トルコ戦士の皆様

トルコの都市と言えばイスタンブール。
おそらく多くの人がこのイスタンブールをトルコの首都と思われているのではないでしょうか。
無論、大王もその一人で、トルコリラを触るまではイスタンブールを首都だと思っていました。

で、トルコの首都はトルコ戦士の皆様ご存じのアンカラなんですけど…
なんでこんなこんな勘違いが浸透しているかと言うと…

イスタンブールはトルコ共和国の前身であるオスマン帝国の首都だったわけですね。それで、世界的にその名が知れわたり今にいたるわけなんです。

それでなんで、首都がアンカラになったかというと、いわゆるオスマン帝国は第一次世界大戦でやっつけられ、ズタボロになっていたんですね。

そん時に、現れたのがトルコの救世主ケマル・アタテュルクです。


このイケメン、ケマル・アタテュルクというのオスマン帝国の将軍だったんですけど…
彼はトルコの近代化そして欧米諸国から守るためには帝国制を廃止し民主化を推進しなけということで、いわゆる革命を起こすため独自に議会をつくるわけですが…

イスタンブールには既にオスマン帝国議会があるんで、ならばというこで新たな議会をアンカラに設置したんですね。これがアンカラが今のトルコ共和国の首都になった理由です。

で、ちなみにケマルがどんな革命をやったかというとイスラム教と政治を切り離す政教分離ですね。
とにかく、これをやらないと列強国に追いつけないわけです。

といのもイスラム教は酒ダメ、豚肉ダメ、利息ダメ、偶像崇拝ダメ、女子はスカーフ着けろとか、1日5回何時にお祈りしろとか、断食月があったりと、マジいろいろ制約が多くダルいんですね。

校則程度ですら、文句つけまくる日本人にはこういうの絶対無理ですよね。だから統一教会とかでも許容してしまう人がいる日本でもイスラム教だけは浸透しないんですね。

とにもかくにもこういうイスラム色の制約というのは政治(選挙)とか経済発展いわゆる近代化を阻害するんですね。日本にたとえるなら、いくらクールビズがはやろうと校則のおかげで、くそダサい学ランが、今もなおダサいまま、まん延しています。
ちょっと例えが良くないけど、まあ制約って、まあそういうもんなんですね。

それでアタテュルクが革命を断行してトルコ共和国を誕生させたんですが…
今、エルドアンがやっていることはイスラム回帰なんですね。
要するにアタテュルクが血を流して勝ちとったトルコの世俗化をエルドアンが再びイスラム色を強化しようとしているわけです。

それを防ごうとしているのが、イマモールが所属するケマル主義のCHPなんですね。

だからこそ、今回の地方選でエルドアンが負け、その影響力が低下させないと…
トルコの未来、経済に良くないんですね。

エルドアン、ラストとか今回でラストとかホザいていますけど…

これまで何度も引退するとかラストとか言って撤回してきたようです。

トルコの大統領は3選は禁止されており、エルドアンは今2選目(大統領制に移行してから)で、ルール的にはもう次はなくラストなはずなんですけど…

なんでも裏技で大統領の任期を満了しないで解散した場合は、3選に挑める可能性があるそうです。

ようするに2期目が満了する前に総議員数の5分の3の票があれば解散できるようで、これにより再び立候補、つまりエンドレスことも無きにしも非ずのわけですね。

命を狙われているエルドアンにとって大統領の座は捨てがたいはずですね。

とにもかくにも、エルドアンに大統領エンドレスということをさせね~ためにも、なんとしも今回の地方選でエルドアンの影響力を低下させるためにも、トルコ国民にはロシアみたいにならないためにマジに頑張ってもらいたいですね

ということで制約が大嫌いな大王でした。

※当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。

毎日更新中
主要5社トルコリラ・スワップポイントカウンター
トルコリラ円くりっく365売買動向(毎日更新)
リアルタイムチャートはこちら
PC用ドルトルコ・リアルタイムチャート
PC用トルコリラ・リアルタイム売買動向

スポンサーリンク

2024年3月25日月曜日

気合が入っているそうです!エルドアンのラスト選挙

スポンサーリンク
トルコ戦士の皆様

いよいよ今週末3/31にトルコ地方選が行われます。

それで、この地方選が今週のトルコリラのメインイベントになりそうですね。
地方選以外では28(木)にトルコ中銀金融政策決定会合議事要旨が発表されますので、こちらに軽く注意しときたいです。

そんで選挙の結果が出るのが来週に週明け以降になりますので、トルコリラに関して今週はこの選挙を見極めようとする動きになりそうですね。

ドル円に関しては152円台に乗せれるかどうかに注目ですね。
今週はビッグイベントはありませんので、小粒の指標や誰かの発言等でチマチマ動きが出そうですね。

それで、トルコの地方選とは何かというと、日本の外務省はその名称をトルコ統一地方選挙と呼び日本人に対して不測の事態に巻き込まれないように注意喚起を出すしているような、ある意味、危険な選挙なわけですね。

それで、どのような選挙かというと

まずトルコには81の地方行政区画があります。

トルコ地方行政区分図








日本で言うと81個の県があるみたいな感じですね。
それで、今回の選挙で…
81の県の代表
81県内の地区の代表
それと、それぞれの議員を選出するわけですね。

エルドアン陣営としてはどれだけ、代表や議員を選出できるかで、今後の政権運営のしやすが決まるわけですね。要するに過半数以上とれば、いろんな決め事の採決が楽勝になるという感じです。
ちなみにエルドアンは今回の選挙が自身にとってラストだと吠え、気合を入れているようですので、おそらくガンガン不正な行為を仕込んで来そうですね。

ちなみにエルドアンの不正を打ち破って勝利した誰もが知るイマモール氏は上の図の34番のイスタンブールの代表です。

それで今回の注目ポイントですが・・・

①81の県の代表のうちエルドアン陣営がどれだけ代表を出せるか

2019年トルコ地方統一戦







オレンジ 与党AKP(エルドアン陣営)
赤 CHP第1野党(イマモール陣営)
紫 HDP(クルド陣営)

こう見るとエルドアン陣営の割合が圧倒していることが一目瞭然ですね。
エルドアン陣営というのは元祖イスラム系で、イマモール陣営は欧米の匂いが世俗的系です。
今回の選挙でこの色模様がどうなるか、オレンジが減るようであればエルドアンの影響力が低下していることになります。
エルドアンとしては目の敵であるクルド勢を消し去り、少しでも陣地を広げたいところです。

②トルコ3大都市イスタンブル、アンカラ、イズミルでエルドアンが勝てるか

2019年トルコ地方統一戦







前回の選挙では3大都市すべて野党CHPが勝っています。
エルドアンとしては是が非でも1つは勝ちたいところです。

それと図を分かるように海沿いの都市部は赤のCHPが強い状況なんですね。
これはどういうことかと言うと海沿いというのは港があって要するに田舎の内陸部に比べ、いわゆる栄えている都市部になるんですね。
つまり都市部では世俗的系が多く、田舎に行くほどイスラム色が濃くなるという感じになっています。

このあたりの構図は日本の自民党が田舎で強いのと似ていますね。
悲しいかな、トルコも日本もジジーとババーに国の方向性を握られているのかもしれません。

それでこの3大都市の争いですが。

アンカラ(首都)
AKP候補 アルトゥノク氏
CHP候補 ヤワシュ氏
→再選を狙う現アンカラ市長ヤワシュ氏とアンカラ内のケチオレン区長であるアルトゥノク氏との一騎打ち

前回のポイント

イズミル(第三の都市)
AKP候補 ダー氏
CHP候補 トゥガイ氏
→AKP副議長であるダー氏とCHPが新たに擁立したトゥガイ氏の一騎打ち

前回のポイント

イスタンブール(トルコ最大都市)
AKP候補 クルム氏
CHP候補 イマモール氏 
→次のトルコ大統領と言われる世界的な有名なイマモール氏と誰それ的なクルム候補との一騎打ち

3つとも一騎打ち選のようで、下馬評では今のところCHPが3つとも勝つと見られています。

前回のポイント

とりあえず、この3大都市の行方だけは押さえておきたいですね。
前回のような、再選沙汰だけは避けてもらいたいです。



※当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。

毎日更新中
主要5社トルコリラ・スワップポイントカウンター
トルコリラ円くりっく365売買動向(毎日更新)
リアルタイムチャートはこちら
PC用ドルトルコ・リアルタイムチャート
PC用トルコリラ・リアルタイム売買動向

スポンサーリンク

2024年3月22日金曜日

市場好感!トルコ中銀の力強い決意に

スポンサーリンク
トルコ戦士の皆様

いや~驚きでしたね。
まさかのトルコ中銀の利上げ!

今回の利上げに関して市場は首をそろえて好感しているようです。

ロイターニュース
このタカ派のサプライズは全国地方選挙の10日前に行われ、中銀がいかなる政治的制約からも独立しており、高インフレに取り組む決意を示している。

日経ニュース
地方選前に利上げを行う決定は政策転換の心強いシグナルだ

トルコメディア
中銀がとった今回の措置はインフレとの戦いにどれほど真剣であるかを示している

トルコ新聞
トルコリラを保護し、市場での外国為替投機を防ぎ、インフレと戦う決意を示すという非常に明確なメッセージを市場に与えた。  

各メディアざっくりこんな感じで報道しています。

それでチャートのほうですが
TRYJPY,USDTRY日足チャート







トルコ円の値を決める本体であるドルトルコでトルコリラが買われ、久々に反転の兆しが出ています。
このトルコリラ買いを受けトルコ円のほうはドル円の上昇も加わり一時4.7円台まで回復しました。
この動きをみるとやっぱドルトルコ本体でトルコリラが買われないといけないということが理解できますね。

それで今日の為替ですが
一番の注目はドル円の152円ブレイクを巡る動きですね。

この動きを動機づけそうなイベントとして、これから

08:30日本2月全国消費者物価指数
22:00FRBパウエル議長発言

が発表されます。

とりえず、今日はこの2つのイベントに注意したいです。

最後にドル円の注文状況をお知らせします。

LIONチャートPLUS+(LIONFX会員限定)
USDJPY4時間足チャート









やっぱ152円付近にワタナベ勢の逆指値が大量に投入されています。
ハゲタカ勢としては週末クローズまでに、これを狩りたいところですね。



※当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。

毎日更新中
主要5社トルコリラ・スワップポイントカウンター
トルコリラ円くりっく365売買動向(毎日更新)
リアルタイムチャートはこちら
PC用ドルトルコ・リアルタイムチャート
PC用トルコリラ・リアルタイム売買動向

スポンサーリンク

2024年3月21日木曜日

サプライズ!トルコ中銀予想外の5%利上げ

スポンサーリンク
トルコ戦士の皆様

先ほど発表されたトルコ指標の結果です。

20:00トルコ中銀政策金利
前回45.00%
予想45.00%
結果50.00%

戦士の皆様、来ましたね!
トルコ中銀が根性出してくれました。
予想外のサプライズ、5%利上げとなりました。

今回の利上げについて中銀は
インフレの悪化を受けて政策金利の引き上げを決定した。
インフレが予測範囲に収束するまで、金融引き締めスタンスは維持される。
インフレの大幅かつ持続的な悪化が予想される場合、金融政策スタンスは引き締められるだろう。
と力強い声明を発表してます。

TRYJPY,USDTRY1時間足チャート







発表直後の様子ですが
初動はトルコリラ買いで反応しているようです。

とりあえず速報でした。


※当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。

毎日更新中
主要5社トルコリラ・スワップポイントカウンター
トルコリラ円くりっく365売買動向(毎日更新)
リアルタイムチャートはこちら
PC用ドルトルコ・リアルタイムチャート
PC用トルコリラ・リアルタイム売買動向

スポンサーリンク

据え置きとか許されない雰囲気!本日トルコ政策金利発表

スポンサーリンク
トルコ戦士の皆様

注目のビッグイベント第2弾FOMCが終了しました。
結果は金利据え置き、年内利下げ予想年内3回変更なしという内容でした。

USDJPY日足チャート











FOMC発表前にドル円は151.8円台まで上げていたんですけど…
なんでも市場ではFOMCの年内3回利下げ予想が年内2回利下げに減少するのではという期待が高まっていたようです。
結局、利下げ予想3回のままだったため、これが肩透かしとなりドルが売られる展開になりました。
これプラス、FOMC発表後ぐらいに「日銀が7月か10月に追加利上げを検討している」という報道が出たことで、ドル円は一時150.7円台まで急落しました。
昨日まで、緩和的な金融環境が維持されると見られていたのですが、なにそれ展開ですね。
この報道が出るということは水面下である種の円安けん制の動きが出ていそうですね。

今回のFOMCの結果を受けトルコリラは
TRYJPY,USDTRY日足チャート







ドルトルコのほうは、本日トルコ中銀政策金利が発表されるとあってか動きが鈍くなっています。
トルコ円はドル円に連動し反落していますがなんとか4.6円台をキープしています。

いよいよ本日、トルコ中銀政策金利が発表されます。
予想は市場が利上げ期待する中、据え置きになっているわけですが…
こういう中、トルコ最大の経済政策シンクタンクであるTEPAV(トルコ経済政策研究財団)が、トルコ中銀に5%利上げを要求しました。

TEPAVはインフレを低下されるために一刻も早く利上げすべきだと考えているようです。
雰囲気的に据え置きとかしてる場合じゃねーだろという状況になっていますね。
トルコ中銀には独立性を見せる意味でも、なんとか利上げを敢行してもらいたいものです。

それでは戦士の皆様、本日20時に政策金利が発表されます。
くだらない飲み会とかはスルーして、こちらに備えたいところですね。
※当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。

毎日更新中
主要5社トルコリラ・スワップポイントカウンター
トルコリラ円くりっく365売買動向(毎日更新)
リアルタイムチャートはこちら
PC用ドルトルコ・リアルタイムチャート
PC用トルコリラ・リアルタイム売買動向

スポンサーリンク

2024年3月20日水曜日

トルコ円上昇!マイナス金利解除した植田総裁のおかげで

スポンサーリンク
トルコ戦士の皆様

まずは今週のビッグイベント第1弾、日銀金融政策決定会合の結果ですが…
予想通りマイナス金利が解除し金利を0.10%に引き上げました。

それで、植田総裁が会見で「マイナス金利解除後も緩和的な金融環境を維持する」と述べたことで、結果的にドル円で円売り展開になっています。

USDJPY日足チャート











一気に151円手前まで上昇しています。
これ完全、売りで勝負したワタナベ勢をあざ笑うような動きになっていますね。

この先の展開ですが読みづらいですね。
流石に150円オーバーは高すぎだろうという群集心理の中どう進むんでしょうか。

この進み具合のファクターとして今週のビッグイベント第2弾、米FOMCが本日27時に登場します。
それで最新の注文状況ですが

LIONチャートPLUS+(LIONFX会員限定)
USDJPY4時間足チャート









151円付近にワタナベ勢の逆指値、いわゆるストップロス注文が大量にとうにゅうされていますね。
ハゲタカ勢的には何としても151円突破し、ワタナベ勢のストップロスを狩りたい絶対という感じですね。

とにもかくにも植田総裁のおかげでトルコ円は救われていますね。

TRYJPY,USDTRY日足チャート







ドルトルコでは相変わらずトルコリラが売られているのですが…
今回の植田総裁発言でドル円が上昇しトルコ円もおんぶに抱っこで上昇し4.6円台に回復しています。

結果的、トルコ円はビッグイベント第1弾を無事通過しました。
果たして第2弾はどうなるか…
チト、ワクワクしますね。


※当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。

毎日更新中
主要5社トルコリラ・スワップポイントカウンター
トルコリラ円くりっく365売買動向(毎日更新)
リアルタイムチャートはこちら
PC用ドルトルコ・リアルタイムチャート
PC用トルコリラ・リアルタイム売買動向

スポンサーリンク

2024年3月19日火曜日

ワタナベ勢の策!ビッグイベント第1弾は売り勝負

スポンサーリンク
トルコ戦士の皆様

さあいよいよ今週のビッグイベント第1弾、日銀金融政策決定会合が登場ですね。

時間的には大体昼頃で12時近辺になっています。

市場の予想はついにマイナス金利が解除されるという方向で進んでおり、この内容はすでにドル円には織り込まれているものとされています。

それでこの織り込みをワタナベ勢はどう見ているかというと…
こういう時は群集心理の集大成である注文状況を見るのが一目瞭然ですね。

LIONチャートPLUS+(LIONFX会員限定)
USDJPY4時間足チャート











ここから上は青の売り注文が多く目立ちますね。
この売り注文がロングの利確、あるいは新規のショートどちらが多いかまでは不明ですが、いずれにせよワタナベ勢はマイナス金利が解除された場合は一旦売りと考えているようです。

それからトルコリラのほうですが
TRYJPY,USDTRY日足チャート









トルコ中銀政策金利を前にして、ちょっとトルコリラは売られているようで、ドルトルコが上昇していますね。
トルコ円のほうはドル円が停滞していることでドルトルコの影響がより強く出て若干下落しているようです。

最後にトルコニュースですが…
21日 木曜日に発表されるトルコ中銀政策金利の予想が続々と出ています。
大御所ロイターは据え置き予想ですね。エコノミスト22人中20人が据え置くと予想し2人が5%利上げ予想だったそうです。
それから、ブルームバーグも据え置き予想を発表しています。
この感じだと、据え置きの可能性が高そうですね。
もし利上げなら超サプライズとなりそうですね。




※当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。

毎日更新中
主要5社トルコリラ・スワップポイントカウンター
トルコリラ円くりっく365売買動向(毎日更新)
リアルタイムチャートはこちら
PC用ドルトルコ・リアルタイムチャート
PC用トルコリラ・リアルタイム売買動向

スポンサーリンク

2024年3月18日月曜日

サプライズ期待!日米トルコのビッグイベント!

スポンサーリンク
トルコ戦士の皆様

おはようございます。

さあ、凄い週がやってきましたね。

今週は日米トルコ、それぞれのビッグイベントで政策金利が発表されます。

3/19 時間未定 日銀金融政策決定会合
→マイナス金利解除の行方

3/20 27:00 FOMC政策金利
    27:30 パウエル議長記者会見 
→今後の利下げに関する見解

3/21 20:00 トルコ中銀政策金利
前回45.00%
→市場の利上げ期待の中、選挙前に中銀がどういう判断をするか

それぞれのイベントの注目ポイントはざっとこんな感じですね。

トルコ円にとってベターな展開は
①日銀がマイナス金利を解除せず現状維持で円安加速
②パウエルが利下げを時期を早める見解を示しドルトルコでドル売り加速
③トルコ中銀が利上げを行いトルコリラ買い加速
なんですが、②は無理っぽいですね。
なので①と③の展開を期待するのが無難ですね。

それで我々にとっと最も重要なトルコ中銀政策金利ですが
予想は据え置きがコンセンサスになっている中…
ゴールドマン、ドイツ銀行が利上げを予想している状況です。
ですので、もし利上げがおこなわれば結構のサプライズとなり市場の評価が高まることになりそうです。

あとは日銀が本当にマイナス金利を解除するかどうかですね。
ここのところのドル円の動きでは、すでにマイナス金利解除が織り込まれているということで、ドル要因で上昇している状況です。
この通りなら、マイナス金利が解除されても、円高には傾かないということになりますが、こればっかりは発表されてみないとどうなるかわかんないですね。

それでは戦士の皆様、今週は目が離せない週になること間違いないですね。
とにもかくにも、なんとか生き延びましょう。





※当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。

毎日更新中
主要5社トルコリラ・スワップポイントカウンター
トルコリラ円くりっく365売買動向(毎日更新)
リアルタイムチャートはこちら
PC用ドルトルコ・リアルタイムチャート
PC用トルコリラ・リアルタイム売買動向

スポンサーリンク

2024年3月15日金曜日

来週は為替が面白くなりそうですね!トルコそして日米の政策金利

スポンサーリンク
トルコ戦士の皆様

「3月会合でマイナス金利解除で調整」という日銀情報の報道が昨夜発表されました。
ついにという感じで思いっきり円高要因の案件なんですけど、円高に傾くどころか円安に傾いていますね。

USDJPY日足チャート











円安に傾いた要因としては日銀情報が発表される前に発表された米生産者物価指数が予想以上の結果になり、米の利下げ観測が後退したことによるものなんですけど…
それにしてもマイナス金利解除の案件のインパクトがこの程度とはなんだかジャパニーズとして情ない感じですね。

市場がマイナス金利解除をすでに織り込んでいるのかもしれませんが、いずれにせよマイナス金利を解除した程度というか日銀がドーンと利上げしない限り、思いっきり円が買われることはないのかもしれませんね。

まあとにかく結果的にドル円が上昇するというトルコ円にとってありがたい展開になっています。
TRYJPY,USDTRY日足チャート







ドル買いという展開を受けてドルトルコが上昇していますね。またもや史上最高値更新という状態です。
トルコ円のほうはドル円の援護がありドルトルコの上昇は相殺され下落を免れています。

今後の展開としてはやはり、本当に来週、日銀がマイナス金利を解除するかですね。
米のほうは利下げ時期が遅れそうですので、来週3/20のFOMCのよりも3/19の日銀金融政策決定会合のほうがより注目が高くなりそうですね。

我々トルコ戦士が望む展開としては日銀がこれだけ解除解除と騒がれたなかで、マイナス金利をそれでも解除しなかったというシナリオですね。この展開は確実に市場から呆れられ円安加速でドル円が上昇してくれそうです。

あとは3/21のトルコ中銀政策金利でサプライズ利上げを行いドルトルコ本体でトルコリラが買われることを期待したいですね。


※当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。

毎日更新中
主要5社トルコリラ・スワップポイントカウンター
トルコリラ円くりっく365売買動向(毎日更新)
リアルタイムチャートはこちら
PC用ドルトルコ・リアルタイムチャート
PC用トルコリラ・リアルタイム売買動向

スポンサーリンク

2024年3月14日木曜日

ドルトルコようやく一服か?利上げ期待高まりまくり

スポンサーリンク
トルコ戦士の皆様

ドル円が様子見ムードに入っているようで147円台で値動きが鈍くなっています。

USDJPY日足チャート











チャート的には上値が押さえらている感じですね。
このまま押さえまくられれて下に行くのか、それとも。ありがたいことに上に突き破ってくれるのか…
この辺りは今夜の米指標次第という感じでしょうか
ただ、いずれにせよ日銀が近いうちにマイナス金利を解除しますので、ドル円がこれからガンガン上げることは無理っぽいですので、ドル円頼みのトルコ円の上昇はこの辺が潮時かもしれませんね。

それからトルコリラのほうですが
TRYJPY,USDTRY日足チャート







ドルトルコの上昇が弱まりようやく一服という感じになっています。
さすがに利上げ予想が出まくっていますので、トルコリラ売りが控えられてきているのかもしれませんね。
トルコ円のほうはドル円に連動し上値が押さえられている状況になっています。

最後にトルコニュースですが、先日トルコを格上げしたフィッチが今後についてコメントを出しました。

コメントを端的に言うとトルコがジャンクを抜け出すためには、とにかくインフレをなんとかしないといけないということだそうです。
となると、やっぱり利上げしかないですね。
ますます来週のトルコ中銀政策金利での利上げ期待が高まりそうです。


※当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。

毎日更新中
主要5社トルコリラ・スワップポイントカウンター
トルコリラ円くりっく365売買動向(毎日更新)
リアルタイムチャートはこちら
PC用ドルトルコ・リアルタイムチャート
PC用トルコリラ・リアルタイム売買動向

スポンサーリンク

2024年3月13日水曜日

ゴールドマンも利上げ予想!来週のトルコ中銀政策金利

スポンサーリンク
トルコ戦士の皆様

昨夜発表された米消費者物価指数が予想を上回り、米の利下げ観測が若干でしょうか、とにかく後退したようでドルが買われる動きになりました。

USDJPY日足チャート











ドル円はトルコ円にとってはありがたい展開で146円台から147円台に回復しています。
ただ、そこまで強い戻りではありませんので、下げるための上げという可能性は拭えませんね。
ここから更にカチ上げるためには明日発表される米生産者物価指数が米消費者物価指数同様にっ予想以上の結果になることが必要条件かもしれません。

そんで、トルコリラのほうですが

TRYJPY,USDTRY日足チャート







ドルトルコでのトルコリラ売りはとまらず、連続で史上最高値が更新されている状況です。
トルコ円のほうは、ドル円のおかげで反転し5.55円付近まで回復しています。

やっぱドルトルコが反転しないことにはどうにもならないですね。
ドルトルコでのトルコリラ売りの要因であって元凶であるインフレ率ですが現在約67%です。
それで政策金利が45%ですので、実質金利はインフレ率を引くと約マイナス20%になります。
これじゃトルコリラを買う理由にならないのが当然という状況です。

ただ、シムシェキ陣営もこの辺りは分かり切っているようで、金融引き締めを再び行うこととを表明しています。
早ければ来週の政策金利が利上げされる可能性も出てており期待も高まっています。
できれば10%ぐらい利上げして市場を驚かせてほしいところですね。

最後にトルコニュースですが
ドイツ銀行につづきゴールドマンも来週のトルコ中銀政策金利で利上げされる可能性が高いという予想を発表しました。ただ、ドイツ銀行が5%利上げを予想するなか、ゴールドマンは具体的な数字は出していません。
いづれにせよ市場の利上げ期待が高まっているのは間違いなさそうですね。

※当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。

毎日更新中
主要5社トルコリラ・スワップポイントカウンター
トルコリラ円くりっく365売買動向(毎日更新)
リアルタイムチャートはこちら
PC用ドルトルコ・リアルタイムチャート
PC用トルコリラ・リアルタイム売買動向

スポンサーリンク

2024年3月12日火曜日

ツベコベ言う前に利上げだろ!ドイツ銀行、5%利上げ予想

スポンサーリンク
トルコ戦士の皆様

ドル円の下落が加速していますね。
なんでも、日銀の来週の会合でマイナス金利解除に傾く委員が増えていることが要因のようです。
この感じだと来週の3/19日銀金融政策決定会合と3/21米FOMCは超ビッグイベントになりそうですね。

USDJPY日足チャート











この流れが続くようであれば、来週のイベント前までにドル円は節目の146円をブレイクし一気に145円割れまで進みそうな雰囲気になっていますね。

それからトルコリラのほうですが
TRYJPY,USDTRY日足チャート







ドルトルコでトルコリラ売りが止まらずついに大台32が突破されました。
これによりトルコ円はドル円の下落も喰らい4.5円付近まで下落しています。

このトルコリラ売りを見てシムシェキ財相が今後も財政政策を引き締めると利上げ発言を行いました。

流石にシムシェキ財相もこのトルコリラ安を強く痛く捉えているようですね。

この発言を受けてかどうかわかりませんがドイツ銀行が選挙前にトルコ中銀が5%の利上げを行うという予想を発表しました。

今のインフレを鑑みると選挙前だとかツベコベ言っている場合でないようで一刻も早く利上げする必要があると市場は捉えているようですね。

これもしかするとマジに3月21日 のトルコ中銀政策金利で利上げが行われ金利が50%になるかもしれませんね。



※当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。

毎日更新中
主要5社トルコリラ・スワップポイントカウンター
トルコリラ円くりっく365売買動向(毎日更新)
リアルタイムチャートはこちら
PC用ドルトルコ・リアルタイムチャート
PC用トルコリラ・リアルタイム売買動向

スポンサーリンク

2024年3月11日月曜日

トルコついに格上げ!フィッチ社が「B+」に引き上げ

スポンサーリンク
トルコ戦士の皆様

週末にフィッチ社がトルコの格付けを「B」から「B+」に引き上げました。
これは驚きですし、吉報ですね。
そんで見通しも「安定的」から「ポジティブ」に引き上げれており「BB-」の一歩手前状態になっています。

世界各国 国債格付け一覧
ランクムーディーズS&Pフィッチ




1AaaAAAAAA
2Aa1AA+AA+
3Aa2AAAA
4Aa3AA-AA-
5A1A+A+
6A2AA
7A3A-A-
8Baa1BBB+BBB+
9Baa2BBBBBB
10Baa3メキシコBBB-メキシコBBB-メキシコ




11Ba1BB+BB+
12Ba2南アBBBB
13Ba3BB-南アBB-南ア
14B1B+B+トルコ
15B2BトルコB
16B3トルコB-B-
17Caa1CCC+CCC+
18Caa2CCCCCC
19Caa3CCC-CCC-
20CaRDRD
21CDD
※2024年3月9日調べ

こう見ると、南アフリカまでもう少しという感じですね。

今回の格付け引き上げに関してフィッチは「2023年6月以降に実施された政策の耐久性と有効性に対する信頼の高まりを反映している」と発表しました。
要するにシムシェキ陣営の政策を評価されたということですね。

この引き上げに関してシムシェキ財相は、下半期にインフレ解消、経常赤字の縮小、財政規律が達成されるとし、格付けはさらに上昇すると頼もしいコメントを発表しています。

いやマジ、シムシェキ財相、頑張ってくれましたね。

これで選挙後のS&Pの格付けがめちゃ楽しみになりそうです。

それでチャートのほうですが
TRYJPY,USDTRY日足チャート







週明けの東京タイムスタートにおいて格付けの結果はスルーされているようで大きな動きはありませんので…
ヨーロッパタイムで反応することを期待したいところですね。


※当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。

毎日更新中
主要5社トルコリラ・スワップポイントカウンター
トルコリラ円くりっく365売買動向(毎日更新)
リアルタイムチャートはこちら
PC用ドルトルコ・リアルタイムチャート
PC用トルコリラ・リアルタイム売買動向

スポンサーリンク