2024年1月31日水曜日

あともう少しの辛抱！トルコの評価が上がっています。

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トルコ戦士の皆様

市場は本日28時に発表されるFOMCイベントに備えて見極めモードに突入しているようで為替の動きが鈍くなっているようです。

USDJPY日足チャート











ドル円は147円付近で上下に推移しており、148円台に乗せることはできていません。

トルコリラのほうは
TRYJPY,USDTRY日足チャート







ドルトルコは30.34付近で高止まりしておりトルコ円は4.8円付近で上下に推移しています。

ここ最近のドル買いは米の早期利下げ観測が後退していることが要因でありますので、今日のFOMCでこの観測がどうなるかが、キーポイントですね。

それからいいトルコニュースが２つ入っています。

まず１つ目ですが
IMFがトルコの今年の成長予測を３％から3.1％に引き上げました。

2つ目はスペインのメガバンクBBVAがトルコのシムシェキ陣営は正しい道を進んでおり２～３年以内に正常な状態に戻ると評価するコメントを発表しました。

BBVAトルコへ大きな投資しているようで、「BBVAに大きな価値をもたらすだろう」とトルコに期待を寄せているようです。

これまで、敬遠されていたトルコがシムシェキ陣営の誕生によって市場の評価が高まっているのは間違いなさそうですね。

マジ、あともう少しの辛抱かもしれませんね。




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2024年1月30日火曜日

トルコリラ売り！米兵犠牲で中東リスク懸念拡大

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トルコ戦士の皆様

週明けからの状況ですが…
まずドル円は米1月ダラス連銀製造業活動指数が悪かったことや中東リスク懸念が高まったことによるリスク回避の動きが円が買われる動きが強まり下落しています。

USDJPY日足チャート











明日にFOMCを控える中、この下落はトルコ円にとってあまり好ましくない展開ですね。

それでトルコリラのほうは

TRYJPY,USDTRY日足チャート







トルコ円のほうはドル円に連動し下落し、ドルトルコは中東リスクの影響等でトルコリラが売られドルが買われ上昇しています。

この中東リスクですが…
イスラエルの東にあるヨルダンの米軍基地がドローン攻撃が受け米兵3人が犠牲になっています。
とにかく米兵に犠牲が出たとなると事がデカくなりそうですね。
それで、このドローン飛ばしたのはイランが支援する武装グループとされており、実質的にイスラエルと対立するイランが大きく関与しているようです。

早くもバイデン大統領はこの組織への報復を示唆しており、流れによってはイスラエル沙汰に米軍が参戦という事態も無きにしもならずという感じになってきましたね。

情報によると一部の米議員からはイランを直接攻撃すべきだとの声も上がっているそうです。

こういう声があがるとなるとバイデン大統領は完全知らんぷりはできそうもないですので、報復示唆だけでなく、何かしらのアクションを求められそうですね。



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2024年1月29日月曜日

今週のトルコリラ見通し！メインはFOMC

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トルコ戦士の皆様

おはようございます。
早くも週明けですね。

それで今週の為替全体的な動きですが、メインは1/31のFOMCで週末金曜に発表される米雇用統計がサブでこの２つに見極めようとする動きになりそうです。

それで注目のFOMCに関しては金利が据え置かれることが確実視されており、金利発表後に行わるパウエル議長が利下げ開始時期に関してどういう見解を示すかが焦点になっています。

トルコ円にとって最善のシナリオはパウエルが利下げ開始に関して時期早々的な見解を示しドル買い進みドル円が上昇するという内容であることがベターとなりそうです。

それでドル円に関しては

USDJPY日足チャート











ブレイクされそうになった下値支持線が明確にブレイクされず、上に切り返しており再び150円が狙われる展開になっています。

FOMC前に149円台に到達した場合、ハゲタカ勢がイベント前に150円ブレイクに決着をつけようする動きに出てくるかもしれませんので、この辺りに注意が必要ですね。

150円の大台に関しては

ドル円価格分布（1月29日）
会員限定　みんなのFX価格分布
























こういう感じで145円～148円付近に売りポジが多く投入されていますので、ハゲタカ勢としては、これを狩りたいはずですね。

最後にトルコに関しては、今週は貿易収支が発表されるぐらいで注目されるような指標はありませんので、ドル円連動相場になりそうです。
来週は注目のトルコ消費者物価指数を控えていますので、インフレに関する予想が増えてきそうですので、この辺りを注視していきたいです。



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2024年1月26日金曜日

トルコリラの未来！あとはインフレと格付けですね

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トルコ戦士の皆様


おはようございます。
政策金利発表から一夜明けた状況ですが

TRYJPY,USDTRY日足チャート







ドルトルコ、トルコ円ともに日足ベースでは、ほとんど動きがない状況になっています。

とりあえず、トルコ中銀が利上げ打ち止めを宣言したため、ここから先は経済面に関してはインフレがいつ下がるか…
そして政治面に関しては3月のトルコ地方が焦点になりそうです。
あとは格付けがいつ上がるかですね。

とにもかくにもインフレが低下し格付けが上がった時が、本格的なトルコリラの浮上になりそうですね。

あとはトルコ円の値を司るドル円ですが
チト伸び悩んでいますね。

USDJPY日足チャート











テクニカル面では上昇トレンドを形成していた下値支持線が下にブレイクされそうな雰囲気になっており、垂れ込みそうな状況になっています。

今後のドル円の動き関してですが…
米のさらなる利上げはあまり期待できないですし、日銀のマイナス金利解除がカウントダウン的な状況ですので、大きな流れとしては円高方向に進むことになりそうです。

今年はこれまで違って、中東問題、台湾問題、中国経済問題という大きなリスク問題がありますし、そして米大統領選というビッグイベントがありますのでイレギュラー的な動きが多発しそうですね。

果たして2024年末のドル円はどうなっているか
戦士の皆様はいかがお考えですか。


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2024年1月25日木曜日

トルコ中銀、予想通り利上げ！、声明は利上げ打ち止め

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トルコ戦士の皆様

さきほど発表されたトルコ指標の結果です。

20:00トルコ中銀政策金利
前回42.50％
予想45.00％

結果は予想通り2.5％利上げされ45％になりました。

それで注目の声明のほうですが

インフレが予想される範囲に収束するまで、政策金利の現行水準が維持されるという文言が発表されました。
要するに利上げは打ち止めで、今後の金利に関してはインフレ次第という内容ですね。

この内容を受けチャートのほうは

TRYJPY,USDTRY日足チャート







発表直後に関して日足レベルでは大きな変化はありません。
これから利上げ打ち止め声明に対して果たして市場がどう反応するか
まずはNYタイムの様子を見守るしかありませんね。


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エルドアン！政策金利発表前にエルカン総裁支持を表明

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トルコ戦士の皆様

今日は20時に注目のトルコ中銀政策金利が発表されます。

予想は45.00％で2.5％利上げとなっています。

この金利発表前にエルカン総裁のスキャンダルが発表されエルドアンに解任されるんじゃねーのという懸念が生じていたのですが

なんとエルドアンが昨日この件に関して、「これはトルコ経済を混乱される茶番劇だ」とエルカン総裁を擁護、そして支持するコメントを発表しました。

エルドアンからこのコメント出るとはチト嬉しいですね。
一時はどうなることか思いましたが、このコメントで今回の政策金利は予想通り利上げとなりそうですね。

それから昨日お知らせしたトルコによるスウェーデンのNATO加盟の件ですが

エルドアン、やはり米から手土産を引っ張っていたようで、昨日バイデン大統領が米議会にF16売却を承認する書面を送ったことが発表されました。


この辺りはさすがとかしか言いようがないですね。
あとは米議会で承認されるだけとなりました。
当然、この件が実現しF16がトルコに販売された場合、米との関係改善に繋がりますので市場のトルコリラへの評価が高まることになりそうです。

それでは戦士の皆様、政策金利の発表は本日20時です。
この時間は確実にチャートのチェックをよろしくお願いします。


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2024年1月24日水曜日

一瞬トルコリラ買い！見習うべきエルドアンの外交駆け引き

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トルコ戦士の皆様

まずは注目の日銀イベントですが…

結果は現状維持で総裁の会見ではマイナス金利解除の時期に関してははっきりと言及せずぼやけた感じでした。

これによってドル円のほうは大きく上下に振れてました。

USDJPY日足チャート











ドル円は植田物価目標について実現する確度は少しずつ高まっていると述べたことで一時147円割り込みましたが、マイナス金利を解除しても緩和的な環境が続くと述べたことで一転し148円台に回復しています。

まあ、この会見だとどうしたいのかよくわかんないですね。

それでトルコリラのほうは
TRYJPY,USDTRY日足チャート







日銀イベントではトルコリラにはあまり影響なかったようですが…
今朝方、発表されたトルコによるスウェーデンのNATO加盟承認ニュースでトルコリラ買いが若干誘発されているようでドルトルコのチャートが下落しトルコ円が4.9円付近に一瞬上昇しています。

スウェーデンのNATO加盟承認案件ですが…
エルドアンはスウェーデンがトルコがテロ組織として認定しているクルド勢を匿っていることや米とのF16を巡る駆け引きで承認を渋っていました。

長い間、トルコが承認しないおかげでスウェーデンはNATOに加盟できなかったのですが今回のトルコの承認で加盟実現が大きく前進することになります。

チャートのトルコリラ買いの動きを見るとトルコが欧米サイドについたということでややポジティブに捉えているようです。

それからエルドアンが何の見返りもなく承認するはずがありませんので、スウェーデンそして米からおそらく何か頂戴していてるはずですね。

こういう風に国益のため米すらを揺さぶるエルドアンは、この外交の部分に関しては我が国に腰抜け外交と比べると断然カッコいいですね。


マジ、この問題どうするのかしらん。
今の日本ではマジ尖閣ぶん取られそうですね。
我々の大切な宝である未来の子孫たちにケツを拭かせたくないです。
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2024年1月23日火曜日

フェイクでありますように！この土壇場でエルカン総裁の辞任劇

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トルコ戦士の皆様


木曜日のトルコ中銀政策金利を前にいろいろ水面下で動きがあるようです。

この動きなんですけど、まあ一番聞きたくない情報です。

で、この情報ですがまず、昨日1/22、エルドアンとエルカン総裁が1/23に会談するというニュースが流れその後、この情報はフェイクで会談はないというニュースが流れました。


会談が否定されたのはいいのですが、このニュースではエルカン総裁の辞任の可能性が報じられており、早くも次の総裁の名前も出ている次第です。

ことの発端ですが、どうもエルカン総裁になんか、いろいろ疑惑が出ているようでこれに対処するためにエルドアンと会談するという流れのようです。

それで一部の報道によるとエルカン総裁の親父であるエロル・エルカン氏がエレベータの中で職員をビンタしたという情報が流れ、それを否定するというニュースが出ています。

この人がビンタを喰らったとされる女性のようですね。
とにかく、こういう疑惑が出るということは、エルカン総裁を辞任に追い込みたいという動きが裏の裏であることは間違いなさそうです。

やっぱ、エルカン総裁の金融政策を嫌っている人がいるようですね。

この土壇場でエルカン総裁の辞任劇が起きれば、トルコリラが吹っ飛ぶことになりそうですので、これだけは避けてもらいたいですね。



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2024年1月22日月曜日

エルドアン！お願いだからシャシャリ出ないでね

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トルコ戦士の皆様

おはようございます。

まず今週の日程ですが…

1/23(火)
時間未定：日銀金融政策決定会合結果発表
１５：３０ 植田日銀総裁会見

1/25(木)
２０：００トルコ中銀 政策金利発表

これらのイベントがトルコリラ（円）にとってメインになりそうですね。

明日火曜の日銀イベントに関しては政策変更なしが確実視されている状況です。
なんですが、現在ドル円が１５０円に近づいていますので、このあたりに関して、黒田総裁がこの前みたいな「チャレンジグ」発言のような、この意味何なんの的などうのこうのを言う可能性がありますので、この部分に関しては注意が必要ですね。

それからトルコリラにとってビッグイベントであるトルコ中銀政策金利に関しては、２.5％利上げが市場のコンセンサスになっています。

この利上げに関しては年明けのエルカン総裁の力強い発言が期待を高めているようです。

ただ今回の政策金利はトルコ地方選前だとあって、エルドアンが中銀に圧力をかける可能性が拭えていない状況です。
ですので、結果が据え置きとかになった場合は、市場からエルドアン圧への警戒が高まり嫌気ムードが高まることになりそうですね。
我々としてはエルドアンがシャシャリ出ないことを期待したいです。

それでは戦士の皆様、今週もよろしくおねがいします。




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2024年1月19日金曜日

ゴールドマンが凄い予想！トルコのインフレ急低下

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流石にドル円が上昇が一服しましたね。

連日の高値更新がストップしています。

USDJPY日足チャート











6時時点において148.2円付近で推移しており、このまま日をまたぎそうな状態です。

まあ、週明けに日銀金融政策決定会合を控えていますので、このあたりで利確作業の動きが強まりそうですね。
それで２３日に発表される日銀金融政策決定会合の内容ですが、現在、金融政策変更なしが確実視されている状況で、もし変更となった場合は超サプライズとなりそうです。

それからトルコリラのほうですが

TRYJPY,USDTRY日足チャート







ドルトルコが踏ん張っていますね。ギリギリの状態ですが今日も高値が更新されておらず、30.1台で踏みとどまっています。
トルコ円はドル円が一服したため、これに連動し一服しています。

最後にトルコニュースですが…

ゴールドマンが驚きの予想を発表しています。


ゴールドマンがトルコのインフレ年末予想42％より大幅に低い30％になる可能性があると発表しました。これが実現となるとトルコリラが強くなりそうですので、予想が当たって欲しいですね。





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2024年1月18日木曜日

ドル円上昇速度加速！ワタナベ陣営のショート勢が悲鳴

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トルコ戦士の皆様

今週はドルが強いですね。
ドル円はつに148円台に乗せてきています。
年明けのスタートが140円台でしたので上げの速度が早い感じですね。

USDJPY日足チャート　　　

ここまで来た以上、150円ブレイクするしかないよね展開になってきましたね。

流石に上げの速度が早すぎるためワタナベ陣営のショート勢がやられているようです。

ワタナベ勢のポジション状況を見ていますと…

USDJPY価格分布（5月6日）






















会員限定　みんなのFX価格分布

こんな感じで145円から148円付近でたっぷり塩漬けられているようです。

150円に近づくにつれロスカットが増えてくることになりますので…
ハゲタカ勢がこのストップロスを虎視眈々と狙っていきそうですね。

それからトルコリラの状況ですが

TRYJPY,USDTRY日足チャート







これまで高値更新を耐え忍んでいたドルトルコですが…
流石に今のドル買いの強さには押されているようで、雰囲気的にそろそろ高値を更新されそうな感じになっていますね。
なんとか高値更新を防いでもらいたいのですが、チト厳しそうですね。
トルコ円はドル円に連動し4.9円付近まで回復しています。

最後にトルコニュースですが

来週のトルコ中銀政策金利の予想が出始めてきおり、イタリアのメガバンクが2.5％利上げ予想を発表しました。







この感じだと2.5％利上げがコンセンサスになりそうですね。


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2024年1月17日水曜日

頑張ってエルカン総裁！来週の政策金利で利上げ予想

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トルコ戦士の皆様

ＮＹタイムでドル買いが加速しドル円は１４７円台まで上昇し12月7日以来の高値を更新しました。

USDJPY日足チャート












テクニカル的に下値支持線に乗っかり、綺麗に上昇トレンドを形成している状況です。
148円台に乗っかることが出来たら、150円台への期待が高まりそうですね。

それからトルコリラのほうですが

TRYJPY,USDTRY日足チャート








2日連続でドルトルコでのドル買いトルコリラ売りが止まっていますね。
朝の時点で高値更新はされていません。
この影響でトルコ円はドル円の上昇の波に乗っかり4.8円台に回復しています。
やっぱこの状況の見るとドルトルコ本体の力は大きいですね。
本格的にトルコ円が上昇するにはドルトルコが反転することが唯一無二の条件となりそうです。

それで来週トルコ中銀政策金利が発表されるわけですが

エルカン総裁がNYでディスインフレを強調したため、来週の政策金利で利上げするのではという期待が高まっているようで、一部で2.5％利上げ予想が出ています。

地方選を控えている状況で利上げとなるとエルドアンにとってあまり望むべきことではないので、どうなるかわかりませんが、もし利上げされた場合…
市場にトルコ中銀の独立性を証明することになりそうです。
頑張ってエルカン総裁!


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2024年1月16日火曜日

ムーディーズ効果？今後のトルコ格付けスケジュール

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トルコ戦士の皆様

ムーディーズの格付け見通し引き上げが功を奏したのでしょうか。
ドルトルコでのドル買いトルコリラ売りが弱まったようで、連日続いていた高値更新がストップしています。

TRYJPY,USDTRY日足チャート







このストップは一服の可能性が十分ありますので、今はまだ喜んでもヌカ喜びなりそうですので、ポケットの中で小さくガッツポーズ程度に留めておくのが無難ですね。

それで2024年1月16日時点の主要三社のトルコの格付けですが

ムーディーズ
トルコ格付け　B3
見通し　ポジティブ

S&P
トルコ格付け　B
見通し　ポジティブ

フィッチ
トルコ格付け　B
見通し　 安定的

三社とも格付けはジャンクで、位置的にはこういう感じです。
ランクムーディーズＳ＆Ｐフィッチ
投
資
適
格
級
1AaaAAAAAA
2Aa１AA+AA+
3Aa２AAAA
4Aa３AA-AA-
5A1A+A+
6A2AA
7A3A-A-
8Baa1BBB+BBB+
9Baa2BBBBBB
10Baa3BBB-BBB-
ジ
ャ
ン
ク
級
11Ba1BB+BB+
12Ba2南アBBBB
13Ba3BB-南アBB-南ア
14B1B+B+
15B2BトルコBトルコ
16B3トルコB-B-
17Caa1CCC+CCC+
18Caa2CCCCCC
19Caa3CCC-CCC-
20CaRDRD
21CDD
※2024年1月16日調べ

それで現在、ムーディーズとS&Pが見通しをポジティブとしており、いわゆる格上げ一歩手前状況です。

まだまだ投資適格級には程遠いですが、南アフリカ級は近い位置にありますので、是非とも格上げを実現して市場からの南アフリカ程度の評価を勝ち取ってもらいたいですね。

それで今後の格付け見直しスケジュールですが

ムーディーズ
2024年7月19日

フィッチ
2024年３月８日
2024年９月６日

Ｓ＆Ｐ
2024年５月３日　
2024年１１月１日

となっておりトルコ地方選後のＳ＆Ｐの５月３日の格付けが大きく注目されているようです。

現在、格付け会社はエルドアンが3月の地方選に勝つため、シムシェキ陣営の金融政策にチャチャを入れるのではと警戒している状況です。

要するに格上げのためにはエルドアンが余計なことをしないことが最低条件になっているわけですね。

今回の地方選の目玉であるイスタンブール市長選でエルドアンはあの手この手を駆使してきそうですので、特にこの選挙は目が離せなくなりそうですね。


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