トルコ戦士の皆様
昨日のドル円上昇ですが・・・
自民大敗による政局運営不安定によって、日銀が利上げを進めにくくなるのではという懸念が高まったことが理由だと後付けされたようです。
USDJPY4時間足チャート
ドル円は154円付近まで上昇しましたが、一服し再び154円を目指す展開になっています。
ドル円の上昇が日銀の利上げ観測が後退が原因である以上、こうなると、ますます31日の日銀金融政策決定会合に注目があつまることになりそうですね。
現在、据え置き予想がコンセンサスとなっており確実視されていますので、これがもし利上げとかだったら超サプライズとなりクラッシュが起きそうですね。
それでワタナベ勢の動向ですが
買いの逆指値が大量に投入されていますね。
この注文状況を見る限りではワタナベ勢は154円付近まで上昇すると踏んでいるようで、この付近に利益確定の売り注文が入っていると推測できそうです。
それからトルコリラのほうですが
TRYJPY,USDTRY日足チャート
ドルトルコは上蓋を下からチクチク突かれていますが、なんとかまだ踏ん張ってくれています。
トルコ円のほうはドル円に連動し上昇してくれ、4.5円台を目指す動きとなっています。
この流れはドル円本願ですので、やっぱドルトルコ本体でトルコリラが買われる流れになってほしいところですね。
最後にトルコニュースですが
先日のトルコ中銀カラハン総裁の発言が物議を醸しているそうです。
カラハン総裁は注目されている賃上げについて未来のインフレに応じた約25%の引き上げという見解を示したわけですが、これに対して、実際のインフレに応じて引き上げるべきだと多くの経済学者が求めたそうです。
経済学者の言い分は25%程度の賃上げでは、トルコの低所得者の生活は維持は難しいという感じのことを指摘しています。
なるべき賃上げを低くしインフレを退治したいトルコ中銀陣営と、賃上げを高くし生活を楽にさせたいという低所得者とどう折り合いつけるか・・・
これから年末に向け議論されるようですが、やはり最後はエルドアンの意思次第ということになりそうですね。
エルドアンが人気を取るのか、それともインフレ退治を取るのか・・・
この辺りがトルコリラの命運を分けることになりそうです。
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