背徳の道を進む！「転んでもただでは起きない男」

トルコ戦士の皆様

昨夜はドルが大変なことになりました。

以前トランプ陣営であったフリン前大統領補佐官が・・
ロシアゲート問題で「トランプ大統領から接触指示があった」と証言する意向を示す報道がされたとかで・・

ドルが大きく売られました。
USDTRY、USDJPY1時間足チャート

ドル円は112.8から111.3円付近まで大きく下落
ドルトルコのほうも3.92から3.90付近までドルが売り込まれています。

TRYJPY1時間足チャート

トルコ円は報道時は28.4円台まで一時下落し、その後28.5円台まで持ち直し・・
週末クローズを迎えています。

この問題は・・
トランプ大統領がフリン氏に「嘘をつけ」と指示したかどうかが焦点のようです。
指示だけでは罪にならない可能性が高いようです。

来週はこのロシアゲート、それから米議会の税制改革法案に協議で大きく荒れる可能性が高りましたね。

特に税制改革法案が上手く行かなければ・・
米政府機関の一時閉鎖リスクでドル円が大きく動く可能性があるそうです。

それから、来週ザラブ審理がいよいよ始まりますので・・
下手すると、トルコ円はダブルパンチを受ける可能性もあります。

現在、エルドアン大統領陣営は・・
このザラブ問題はアメリカの陰謀で・・
トルコを弱らせようとしていると主張し・
トルコ国民へアメリカへの敵意を高めさせ・・
そのアメリカと勇敢に戦っている”俺”を・・
応援してねという政治的キャンペーンを行うという・・
トルコリラ通貨にとって背徳の道を進んでくれています。

戦士の皆様
エルドアン大統領は、転んでもただでは起きない男ですね。
この欲深さには脱帽せざるおえません。




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