トルコ戦士の皆様
先週のトルコリラ
注目のトルコ消費者物価指数が
非常に悪い内容にも関わらず
幸いトルコリラへの影響は限定的でした。
ただ週を通してトルコリラは売られており
トルコ円はジリ下げ展開になっています。
今週のトルコリラ
今週の動きですが
来週1/20に発表されるトルコ中銀政策金利を
警戒する動きとなりそうです。
現在、トルコ国内からトルコ政府の政策への不満が
続出しています。
選挙のことを考えるとさすがに
エルドアン大統領もこの声を知らんぷりするわけには
いきそうもありません。
エルドアンの奇策は早くもほころび始めていますので
もしかすると、利上げを許すのではという
淡い期待が市場で芽生えており、今週はこの辺り関する憶測や情報が
チラつくことになりそうです。
TRYJPY,USDTRY日足チャート
（チャート オアンダジャパン）
トルコ円、ドルトルコともに
エルドアンの奇策で回復した位置から
約50％戻し状況になっています。
ここから反転してトルコリラが再び回復するのか
それとも、さらに売られるのか
ちょうど分岐点に差し掛かっている感じですね。
今週の動きとしては
トルコ指標ではGDPに大きな影響を及ぼす失業率と鉱工業生産が発表されます。
失業率に関しては悪化するような内容が出た場合
トルコ国民の政府への不満が更に高まることになりますので
要注意です。
それから、市場全体では
水曜に発表される米消費者物価指数が注目の的となっています。
こちらはドル絡みで動きがでますので
確実に押さえていきたいです。
トルコ・デフォルト指数
1月8日データ
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今週の日程
1月10日月曜日
16:00トルコ10月失業率
前回11.2％
1月11日火曜日
16:00トルコ11月経常収支
前回+31.6億USD
予想-25.5億USD
24:00米国パウエルＦＲＢ議長発言
1月12日水曜日
10:30中国12月消費者物価指数
22:30米国12月消費者物価指数
1月13日木曜日
16:00トルコ11月鉱工業生産前年比
前回+8.5％
予想+8.0％
22:30米国12月生産者物価指数
1月14日金曜日
時間未定:中国12月貿易収支
16:00トルコ12月住宅販売前年比
前回+59.0％
22:30米国12月小売売上高
23:15米国12月鉱工業生産
24:00米国1月ミシガン大学消費者信頼感指数
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