トルコ戦士の皆様
昨日、またもや
ネバティ財相が
「正統派の政策」は無視し、独自の道を進むと
わけの分からん発言しました。
「正統派の政策」というのは
いわゆる利上げのことで
トルコ中銀の利上げ期待が後退しています。
独自の道が
どんな道か意味不明ですが
どうせ、ろくなもんでないものであることは
かなりの確率で高そうです。
利上げ期待が後退したことで
トルコリラが更に売られてもおかしくない状況ですが
幸い強い売りは起きていないようです。
TRYJPY,USDTRY4時間足チャート
ドルトルコはなんとか14ブレイクを防いでおり
13台で踏みとどまっています。
この影響で
トルコ円は8円割れを防いでいる状況です。
状況的に…
利上げの可能性が低いですので
ストーリー的に
早期選挙が実施され、エルドアンが負ける…
これを期待するしかなさそうですね。
利上げの可能性が低いことを受け
JPモルガンが
トルコのインフレ率が5月に55％
11月に約50％になるという驚愕の予想を発表しました。
通常なら、こんな予想を信じることはできませんが
ネバティ財相が独自の道を進むとかほざいている以上
驚愕の予想が
そのとおりになっても
誰も驚かなさそうですね。
最後に最新のトルコリラ注文状況をお知らせします。
トルコリラ円注文状況（1/6）
LIONチャートPLUS+（ヒロセ通商・LIONFX会員限定）
TRYJPY8時間足チャート
注文状況を見る限り
この位置から積極的に売るというのも
難しいようで、売り注文より
買い注文のほうが優勢のようです。
この位置の見極めは難しいですね。
売りで逆に行かれたら
大底ショートになる可能性が高いですし
だからといって
エルドアンが君臨している以上
何が起きるか分かりませんので
全力買いはリスキーですね。
今の位置をチャンスとみるか
それとも、チャンスはまだ先とみるか
神のみぞ知るという感じでしょうか。
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