2024年2月28日水曜日

エルドアンが裁判で敗北!影響力が衰退している証拠

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トルコ戦士の皆様

まずはドル円の動きですが
昨日発表された1月全国消費者物価コア指数が予想を上回る2.0%となりました。
これで日銀の目標の2%を維持したことになり、3月か4月にもマイナス金利解除の観測が高まり一時150.1円を割り込みました。

USDJPY4時間足チャート











150円割れを覚悟しないといけない位置まで落下したのですが、その後持ち直し150.5円付近まで回復しています。
とりあえず、持ち直してくれたことでトルコ円は大きな下落を免れています。

とにもかくにも…
この動きを見る限り、実際にマイナス金利が解除された場合は確実に大きく円高に振れることになりそうですね。

今回の日本のインフレ結果を受け、3月の日銀金融政策決定会合が最注目のビッグイベントになりそうです。

それで今日のドル円ですが151円台を目指すのか、それとも150円台を目指すのか…
これに関しては明日22:30に発表される米1月PCEコア・デフレーターが大きな影響を与えることになりそうですね。

最後にトルコニュースですが
エルドアンが裁判に負けたいうニュースが流れています。


クルチダルオール氏は直近のトルコ大統領選でエルドアンと戦ったCHPの党首で、決戦で敗れた方です。

で、どうもエルドアンが大統領選でクルチダルオール氏に対していろいろ罵詈雑言の悪口を浴びせたようで、これに対してクルチダルオール氏が名誉毀損裁判を起こしたそうです。

この裁判の結果が昨日発表されエルドアンは5クルシュ支払うように命じられたそうです。
ちなみにこの5クルシュとういのはトルコの最小単位通貨だそうです。
具体的にですが1トルコリラ=100クルシュですので、5クルシュは0.05リラとなり日本円にすると約0.24円ぐらいになります。
つまりこの裁判はクルチダルオール氏にとって金目当てじゃないということのようで、裁判するには賠償金を設定しないといけないので、ならばということで最小単位を設定したそうです。

いずれにせよ裁判でエルドアンが負けたというのは、エルドアンの影響力が弱くなっている象徴と言えそうですね。
これでますます3月末の選挙が楽しみになりましたね。

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