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2020年11月22日日曜日

エルドアン藻掻き開始！「欧州とは仲良くしたい絶対」

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トルコ戦士の皆様

週末に、EUの制裁懸念が再燃し…

トルコリラが下落しクローズしています。

今回の制裁懸念ですが…

前回の制裁を回避の方向に導いたドイツのメルケル首相が…
制裁を仄めかすという事態になっており…

もし制裁が下されると…
EUとの関係（EU加盟等問題も含めた）の分水嶺となりそうです。

現在、エルドアンはフランスのマクロン大統領と…
イスラム風刺画問題でやりあっております。

この風刺画の件で…

フランスやオーストリアでイスラム過激派による殺人事件まで起きており…

これを防ぐべきために…
マクロン大統領とメルケル首相は連携しEUの入域規制強化を行おうとしているようです。


こういう流れですので…
トルコへの制裁を声高にあげているマクロンに…
このままではメルケル首相が同調するのは避けられない状況になりそうです。


それからバイデン大統領誕生により…
エルドアンは米国（トランプ）という後ろ盾を失いそうになっています。

さすがのエルドアン大統領も、この状況をピンチと理解できたようです。

米との関係は期待できないから…
やっぱり欧州だという感じでしょうか…

エルドアン自ら、「欧州と仲良くしたい絶対」という趣旨の演説を行ったそうです。


さらにエルドアンはサウジアラビアとも関係も修復に向け…
動き出したようです。

サウジアラビアとはカタール問題やカショギ氏問題等で
関係が悪化しており、現在、サウジはトルコ製品の不買運動を行っています。


もし、EUから制裁を喰らうと…
孤立する一方ですので、おなじイスラムであるサウジとは仲良くしたほうがいいという算段でしょうか…

サウジ国王と電話会談を行い問題解決に向けて対話をする方向で合意したそうです。




身内からも裏切りが出た可能性があるエルドアン大統領…

今の姿勢（利上げ容認等）を見ると…
なんだか死にものぐるいで藻掻いている感じがしますね。


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