トルコ戦士の皆様
昨日、シムシェキ財相からインフレ対策のための財政政策が発表されました。
内容は、
政府による公共機関による車両、家具、事務機器の新規購入と新しい建物の建設などが3年間停止される。(ただし保健、安全保障、防衛分野のものは含まれない)
とういう対策で政府による支出を低下させるものです。
要するに公共事業への支出を減らすことで物価の上昇に歯止めをかけようとしているわけですね。
発表会見でシムシェキ財相は「優先事項は、高い生活費と戦うことで持続可能な成長には1桁台の低インフレが不可欠だ」と改て決意を表明しました。
まあ、しかしこれよくエルドアンがオーケーしましたね。
というのもエルドアンの支持基盤は公共事業に群がる建設業なんですね。
この政策は、建設業の仕事を奪うことになりますので、ある意味エルドアンの首を締めることになるわけですが、今のインフレ状況を鑑みると背に腹は代えられぬと判断したと言えそうですね。
この政策は速攻で効果が出るものではないですが、間違いなくじわじわ滲み出てきそうですので市場の評価は高まりそうですね。
それで、このシムシェム陣営のこれまで成果が出始めているようで、トルコへの2023年海外直接投資が欧州で4位だったそうです。
このトルコへの海外直接投資ですが2024年第1四半期において15億ドル流入となっており、2024年もいい感じで投資が増えているそうです。トルコへの海外直接投資、欧州4位=23年 - NNA EUROPE・トルコ・マクロ・統計・その他経済 https://t.co/COu6AP2Iil
— 大王 トルコリラと地獄の日々 (@daiobn) May 13, 2024
ここ最近いいニュースが連発しており、チト怖いぐらいになってきましたね。
いずれにせよ悪いニュースが減ったのは何よりも嬉しいですね。
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1 件のコメント:
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