2023年11月6日月曜日

今週のトルコリラの動き!エルドアン、イスラエルにブチ切れ

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トルコ戦士の皆様

先週発表された米10月雇用統計の内容が悪いものでした。これで米利上げ終了の観測が高まりドルが売られドル円は150円を割り込んでクローズしています。

この影響でトルコリラは

TRYJPY,USDTRY日足チャート







ドルトルコが史上最高値を更新する中、トルコ円はドル円の下落をモロに受けもうすぐ5.1円台というところまで下落させられています。

今週のトルコリラですが、特段注目するような指標がないためドル絡みの影響を受けることになりそうです。

まずこのドルに関してですが利上げ終了観測が強まっているため、これまでのようなドル買によるドル円の上昇はあまり期待できなさそうです。

かと言って円が買われるかというと、これもこれで簡単に行きそうもありませんのでドル円に関しては方向性が出にくそうですね。

ドル円があまり動かなった場合、トルコ円はドルトルコの影響が大きくなりそうです。

ドルトルコに関してはイスラエル問題で中東地区の地政学リスクが高まっておりトルコリラ売りが強まっている状況です。

それで米のブリンケン国務長官がイスラエルを訪問し一時停戦を呼びかけたのですがネタニヤフ首相がハマスが人質を解放するまで無理だからとこの提案を一蹴したそうです。

ブリンケン長官はイスラエル訪問後、4日、ヨルダンでエジプトやサウジアラビア、カタールなどアラブ諸国の外相らと会談しこちらでも一時停戦を呼びかけたのですが、アラブ側からは即時停戦を求められ、こちらでもメンツ丸つぶれの踏んだり蹴ったり状態だったようですね。

こういう中、ブリンケン長官はこれからトルコに訪問するそうです。
トルコへの訪問は当初11/5だったんですけど、なんですかね。やはり一時停戦の呼び掛けが行く先々で上手く行っていないんで、予定も狂っているようですね。

それでブリンケン長官を迎えるトルコですが、4日にイスタンブールでブリンケン来るんじぇねーよというトルコ訪問に反対する数千人規模のデモが勃発したそうです。

エルドアンにいたってはイスラエルのネタニヤフ首相に見切りをつけたようで痛烈に批判しています。
もうちょっとこれね~どうなるんですかね。世界では空気的に反イスラエル、反米感が高まっていますね。

どうせブリンケンはトルコでも理解を得られずに立ち去るんでしょうけど、これ絶対でバイデン政権にとって大きな痛手となりそうですね。トランプチャンスという感じでしょうか。

ちなみブリンケン、トルコ訪問後の11/7〜8に日本に来るそうです。
ここで日本がどういう反応するのかですが、やっぱシャバい対応になりそうですね。



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