トルコ戦士の皆様
まずは先程、発表されたトルコ指標の結果です。
16:00トルコ5月消費者物価指数前年比
前回+17.14%
予想+17.25%
結果+16.59%
16:00トルコ5月生産者物価指数前年比
前回+35.17%
予想+37.50%
結果+38.33%
注目のインフレ率ですが…
なんと前回、そして予想よりも、いい内容で発表されています。
しかし…
この結果ですが…
大体、トルコリラ自体において通貨安が進んでいる現状ですので…
どう考えもペテンっぽいですね。
なんらかの誤魔化しが、多分ありそうです。
その証拠になるかわかりませんが…
仕入れ側のインフレ率である生産者物価指数は
更に上昇し40%近くになっています。
これに簡単に言うと…
1年前、100円で仕入れていたものが…
140円に値上がりしたということなわけです。
この仕入れ値に対し、儲けを出すには…
140円以上で売らないといけないわけですから…
当然、消費者側の物価も上昇することになります。
つまり…
今回のインフレ結果は…
利下げするために、インフレ率を下げて発表した可能性を
疑わざるを得ないという感じですね。
チャートのほうも…
インフレ結果が良かったのにも関わらず…
トルコリラ買いは起きませんでした。
TRYJPY,USDTRY1時間足チャート
チャートの動きを見る限り…
完全、見透かされている感じですね。
ほぼ無反応になっています。
とりあえずカタチ的にインフレが低下したわけですから
現在の政策金利19.00%に対し、インフレ率16.59%ということは
19.0-16.59=2.41%
となり利下げする余地が出来たことになります。
つまりカブジュオール総裁としては…
利下げする根拠ができたことになるわけです。
これが分かっていたから、昨日、強気な発言をしたのかもしれませんね。
これからカブジュオール総裁がどういう二枚舌を駆使するか…
そして次の金利をどう設定するのか
非常に興味深いですね。
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