トルコ戦士の皆様
まずは昨日発表されたトルコ指標の結果です。
トルコ消費者物価指数前年比
前回71.60%
予想62.10%
結果61.78%
トルコ消費者物価指数前月比
前回1.64%
予想3.45%
結果3.23%
消費者物価指数いわゆるインフレ率ですが
前年比は大幅に低下する結果となり予想よりも低いものになりました。
注目され前月比はやはり前回より上昇していましたが予想よりは低くなっています。
この結果を受け、やはり前月比が低下していないので、トルコ国民の間では不評というのがインフレの実感のようです。
ある国民はトルコ政府の発表するインフレ結果に対して「我々はそれを信じていない。実質インフレ率は政府発表の結果の少なくとも2倍だ」と苦言を呈しています。
この辺りに関してトルコ民間の調査会社は
トルコ消費者物価指数前年比100.88%
トルコ消費者物価指数前月比5.91%
と発表しています。
民間と政府との間でここまで乖離があると市場の印象はいいはずがありませんね。
なお今回の結果に関してシムシェキ財相は前年比の低下は成果が出ているとし7月の月間インフレ率が上昇は一時的なものと強調するコメントを出しています。
つーか、今の相場はトルコ消費者物価指数の結果は二の次、三の次ですね。
このドル円ですよ。
USDJPY週足チャート
週明け開始早々から大きく下落し、140円ブレイクが意識される展開になっています。
このドル円の下落が止まらないとクロス円であるトルコ円はどうにもならないですね。
先月160円台に乗せたの束の間、わずか1ヶ月で140円台とか、誰が想像したのでしょうか・・・
この下落がパニック的なものなのか、とにかくにも一旦落ち着いてもらいたいですね。
この影響でトルコリラは
TRYJPY,USDTRY日足チャート
ドルトルコが史上最高値を更新し、トルコ円は4.2円台に下落しています。
昨夜のNYタイムで日経先物が反発しているようですので、今日はドル円の反発に期待したいところですね。
いろんなニュースをみると、今の相場がパニックで一時的なものなのか、それとも単なる序章にすぎないのか、いろいろと意見が散らばっているようです。
為替に関しては140円割れが一つの分水嶺となりそうですね。
ドル円の月足を見てみますと
USDJPY月足チャート
140円をブレイクされた場合、次の節目は127円となっています。
月足でみると、ドル円はまだまだ高値圏に入っています。
米景気後退懸念が更に高まった場合、127円とか一気にブレイクされてしまいそうですね。
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