トルコ戦士の皆様
現在、ウクライナ問題において中立姿勢を
貫いているトルコですが
この姿勢の裏には
欧米への不信感がかなり影響しているようです。
最新の世論調査では
トルコ国民の33.7%がウクライナ侵攻はロシアに責任があると答え
48.3%は米やNATOの責任であると回答しているそうです。
この欧米の不信感ですが
トルコはこれまで
EU加盟を懇願してきたわけですが
難民だけ押し付けられて、いろんな難癖をつけられ
未だに加盟には程遠い状況です。
それから、米からパトリオット・ミサイルを売ってもらえず
仕方なく、ロシアのS400を買ったら
今度はNATO陣営でありながらロシアの武器を買うとか
けしからんと制裁を受ける…
このトルコをトランプ前大統領は擁護したわけですが
バイデン大統領に変わった途端…
トルコに対して敵意丸出しで…
彼は歴代米大統領が、センシティブな問題して扱っていた
トルコのアルメニア人ジェノサイドを
いとも簡単に認定しました。
こんな感じで
トルコは欧米にいいように翻弄されているわけですね。
ロシアのウクライナ侵攻も
欧米サイドの煮え切らない態度が
トリガーとなって、戦争沙汰になったわけですが
ここまで最悪の事態となってようやく
ロシア排除という姿勢を打ち出した状況です。
そりゃ欧米サイドにも事情はあるんでしょうが
翻弄される国にはたまったじゃありませんね。
特にエルドアンに関しては
クーデターのときにプーチンに命を助けられた可能性がありますので
ロシアを排除することはできそうありませんね。
最後にチャートの状況です。
TRYJPY,USDTRY日足チャート
ドルトルコが抵抗ライン14.75付近で
粘りを見せ、上にブレイクされるのを凌いでいます。
この影響でトルコ円は下落を免れ
なんとか8.6円台をキープしています。
頼みのドル円のほうは
方向性が見えず、上下を繰り返しています。
この感じだとドル円の決着は金曜の日銀イベントに
委ねられそうですね。
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