トルコ戦士の皆様
先週のトルコリラ
11月から続いた激しいトルコリラ売りがようやく止まり
週を通してチャートはドルトルコ14を背にして
ヨコヨコ推移となりました。
ただ、売りが止まったのは
トルコ中銀の介入によるもので…
本質的な理由ではなく
いわゆる小手先のその場しのぎ状況という感じになっています。
こういう中、週末クローズ付近に
S&Pがトルコ格付けの見通しを引き下げ
週明けスタートにどういう影響がでるか
心配されています。
今週のトルコリラ
今週のトルコリラですが…
市場の注目はトルコ中銀政策金利に
一点集中となりそうです。
この政策金利での利上げこそが
トルコリラ売りを止めるファクターなのですが
エルドアン大統領が
これを許す気配を全く見せていないのが今の現状です。
カブジュオールの言動で据え置き期待が高まっていたのですが
やっぱエルドアンに逆らうとか無理ゲーだよね観測が高まり
最新の情報では
１％利下げ予想がコンセンサスとなっているようです。
TRYJPY,USDTRY日足チャート
（チャートMT5 オアンダジャパン）
もし、儚くも利下げさせられた場合
ドルトルコの14は
情け容赦なくブレイクされそうですね。
下手すると、オーバーシュートして
15を超えてもおかしくなさそうです。
最悪の展開として
15を念頭に置いておくべきかもしれませんね。
もしドルトルコが15まで上昇した場合
トルコ円は
（ドル円が113円ぐらいだとして）
トルコ円＝113÷15＝7.53円
となります。
今週はトルコ中銀政策金利前に
米FOMCというビッグイベントがあります。
内容によっては
このインベントでトルコリラが売られる可能性がありそうで…
2段構えで警戒する必要がありそうです。
トルコ・デフォルト指数
12月11日データ
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口座数は国内FX業界で日本一位（2018年12月現在89万口座）です。
今週の日程
12月13日月曜日
08:50日本第4四半期日銀短観
16:00トルコ10月経常収支
前回+16.5億USD
予想+25.0億USD
16:00トルコ10月鉱工業生産前年比
前回+8.9％
予想+8.6％
12月14日火曜日
16:00トルコ11月住宅販売前年比
前回+14.9％
22:30米国11月生産者物価指数
12月15日水曜日
11:00中国11月小売売上高
11:00中国11月鉱工業生産
22:30米国11月小売売上高
28:00米国12/15FOMC政策金利
28:30米国パウエルＦＲＢ会見
12月16日木曜日
20:00トルコ中銀政策金利
前回15.00％
予想14.00％
23:15米国11月鉱工業生産
12月17日金曜日
時間未定:日銀金融政策決定会合
15:30黒田東彦日銀総裁会見
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