トルコ戦士の皆様
クーデターに格下げがプラスされました。
エルドアン大統領は3か月間の非常事態宣言を出す模様です。
トルコ非常事態時は国民の基本的な権利や自由を部分的、あるいは全体的に停止することが可能で、閣議で出す政令の違憲性は問えないことになっているわけですので・・・・
ここで一気に反エルドアン分子をたたみ込むという計算でしょうか。
死刑を復活させることをチラつかせていますが・・・・
これはもしかすると、EU加盟のカードに使う気かもしれませんね。
EUは、今回のクーデターに関してはエルドアン大統領を支持するとともに死刑が無い事がEU加盟の条件だと警告しているようなので・・・
ある意味これは交渉のカードに使える訳ですよね。
もしかすると、EU側が加盟させるから、死刑とか粛清は控えてね的な条件を出してくるかも知れません。
この件に関しては、もはやトルコはEUに加盟する気はないかもしれませんが・・・・
それからアメリカに対しても、ギュレン氏を渡せと要求しています。
トルコはアメリカに基地を提供している訳ですし、返さないなら、ロシアともっと仲良くするからねと脅すことも出来る訳です。
ただ、アメリカは恐らくギュレン氏を渡すことはないですから、今後この問題は長引きでそうですね。
まあ、いろんなカードが今回のクーデターでエルドアン大統領は持てたわけです。
ただ我々にとって試練の3か月となること間違い無さそうです。
それでチャートのほうですが・・・
これだけ最悪な状況にも関わらず、あまり下げていないですね。
ドルトルコ週足、ドル円日足チャート
ドルトルコは史上最高値を突破し3.1付近で一旦トルコ売りが止まっています。
3.1を突破するようであれば次は3.15がターゲットになります。
ドル円のほうは110円を目指している途中という感じですね。
ドルに対してトルコはクーデター前が2.8で、そこから3.1付近までいきましたので約10%の下落していることになります。
トルコ円日足チャート
トルコ円のほうは大体6%ぐらいの下落ですね。
今後、更に下げるかもしれませんが、
例えクーデター級のショックが更に起きたとしても、あと10%程度さげるのが限界のような気がしますが・・・・
戦士の皆様はいかがお考えですか。
追伸、トライザキーパーさま
コメントありがとうございます。
昨日の格下げで下げはしましたが、ここまで最悪の状況でこの位置いるので、ある意味バーゲンセールと考えていいかもしれませんね。
よくアイスランドクローナが取引停止になったことを引き合いに出されるのですが、トルコはGDP世界第17位の大国ですから、100位程度のアイスランドでは比較の対象にならない気がします。
とにかく、簡単に消えてなくなるような弱い国ではありませんので、不安ではありますが、エルドアンも馬鹿ではないでしょうから、ギリギリのところで落しどころつくるんじゃないのかなと密かに期待しています。※当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。
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