トルコ戦士の皆様
今週の為替ですが・・・
まずドル円に関しては米中対立懸念や日銀の介入警戒等でぐいぐい上昇する展開はあまり期待できなさそうです。
USDJPY日足チャート
157円手前まで上昇していたドル円ですが、週末にポジション調整、リスク回避的な動きで154円台に押し戻されクローズしました。
今週の注目指標は
11/21米11月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
11/21米10月景気先行指標総合指数
11/22日本10月消費者物価指数
これらの内容でドル円チャートに反応がでることになりそうです。
この中でも特に日本の消費者物価指数は注目ですね。この結果が日銀の12月追加利上げの行方に直結しますので市場の警戒がヒートアップしそうです。
それからトルコリラですが・・・
TRYJPY,USDTRY日足チャート
週末にトルコリラが売られドルトルコのチャートが跳ね上げています。
この動きは心理的節目であった34.5がブレイクされたことで、オーバーシュート的な動きがおきたようです。
幸いすぐに34.5を下回ってくれたのですが、ドル買いが強まれば再び34.5を超えてきそうで心配ですね。
トルコ円のほうはドルトルコでトルコリラ売りとドル円の下落で4.5円台から4.4円台に押し戻されています。
今週のトルコ指標ですが
メインはトルコ中銀政策金利です。
11/21(木)20:00トルコ中銀政策金利
前回50.00%
予想50.00%
金利は据え置かれることが確実視されており、来月警戒されている利下げ開始について中銀が声明でどのようなコメントを出すかが焦点になっています。
利下げを匂わせるようなことになればトルコリラ売りが強まりそうですので、タカ派的なコメントに期待したいですね。
それでは戦士の皆様、今週もよろしくお願いします。
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