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2019年12月27日金曜日

あぁぁぁ、ついにトルコ軍参戦!「なぜにリビアに軍を派遣する必要があるのか」

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トルコ戦士の皆様




話題にことかかないトルコですが…

今度はリビアでいろいろ、おっぱじめるようです。


エルドアン!リビアへトルコ軍派遣


昨日(2019年12月26日)に…
エルドアン大統領がリビアへトルコ軍を派遣することを発表しました。

なぜに、トルコ軍を派遣するかというと…

リビアは現在、リビア暫定政府(GNA)とハフタル将軍率いるリビア国民軍(LNA)との間で内戦状態になっています。

リビア内戦勢力図(2019年)

現在、勢力としては…

西側のリビア暫定政府(緑)
東側のリビア国民軍(オレンジ)

と東西に分かれいます。

地図のとおり…
現在、リビア国民軍LNA(オレンジ)が優勢状況にあります。



ご存じのとおり、リビアは産油国ですので…
世界の大国がよだれを流しながら…
虎視眈々とその油の利権を狙っています。

現在、リビア暫定政府を…
イタリア、カタールが支援

そして…
リビア国民軍LNAを…
エジプト、ロシア、サウジ、フランスが支援しています。

(※欲望を巡りイタリアとフランスがNATO同盟国であることも…
そんな関係ないかの如く対立している状況なのは、笑えますね)


それで…
今回、我らトルコは…
西のリビア暫定政府を支援し…
リビア国民軍とやり合うとしています。

ここでカンのいい方はピンとくると思うのですが…

要するに…
シリアに続き、リビアでもロシアと敵対することになるわけです。

ちなみに現在、リビア国民軍LNAはロシアの強力な支援を受け、首都トリポリ奪取を目指しているところです。



トルコがリビア暫定政府GNAを支援する理由


なぜにトルコがロシアを敵に回してでも…
暫定政府を支援するかというと…

どうも東地中海における…
キプロス沖のガス田が絡んでいるようです。


東地中海


キプロス沖周辺には大量の天然ガスが眠っているらしく…
この近辺国であるキプロス、イスラエル、エジプトが掘削を行っています。

そしてこれらの国は、掘削したガスをパイプラインでギリシャ方面に送り欧州に売り込もうと算段しているようです。

トルコとしては、このガスを好き勝手させるものかということで…
トルコもキプロスの西沖で掘削を最近、始めたのですが…

欧州勢からその場所は、キプロスのEEZだろということで、猛反発を喰らっています。

状況的に…
トルコはガスの宝から、蚊帳の外におこれているわけですね。

エルドアン決意!東地中海のガスを好き勝手にさせない


そこで…
エルドアン大統領は…
リビア暫定政府と手を組み…
なんとリビア沖とトルコ沖に…
排他的経済水域(EEZ)をめぐる合意を締結しました。

ここをトルコとリビアのEEZとすることで…
勝手にパイプラインなんて引かせないぞというわけですね。

ただ、このEEZにはギリシャのEEZも含まれており…
欧州サイドから、まったくもって違法だと大反発をくらっています。


こういう状況になっていますので…
エルドアン大統領としては…
このEEZを確保するために…

リビア暫定政府が、リビア国民軍に制圧されるのを…
なんとしても防がねばなりません。

それで…
リビア暫定政府と軍事同盟を結び…
今回のトルコ軍派遣ということになったようです。

2020年はリビアで大乱闘


2020年は…
トルコがこのリビアを巡り…
ロシア、欧州、イスラエル、エジプトと…
大乱闘を巻き起こすことになりそうです。

まずは1発目…
年明け1月8日にエルドアン・プーチン会談が行われます。

どういう駆け引きが行われるか非常に興味深いですね。

とにもかくにも…
来年もトルコに平穏な日々が訪れることはなさそうですね。

戦士の皆様は…
今回のトルコのリビア参戦をいかがお考えでしょうか。


最後ですが…
やはり日本に資源がなくて本当に良かったですね。
あらためて、こう大王は思いました。
お金(資源)がないのは一番の幸運だ!(負の部分をプラスに変える尊さ)


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