トルコ戦士の皆様
ドル円が久々に上げてくれました。
USDJPY日足チャート
日銀の12月利上げ見送り可能性という報道で円が売られ、一時151円台に値を伸ばしました。
が、いまいち噴射力弱いっすね。勢いは続かんようで150円台半ばまで押し戻されています。
まあ、これからこういう展開が12/18のFOMCと12/19日の銀金融政策決定会合まで続きそうですね。
トルコ円とってはどちらのイベントも据え置きになってくれるといいのですが、FOMCに関してはやや利下げ観測が強いようです。
それからトルコリラのほうですが
TRYJPY,USDTRY日足チャート
ようよくドルトルコの上昇が一服したようで、連日の高値更新が止まってくれています。
トルコ円はドル円の上昇に連動し4.3円付近まで回復しました。
最後にトルコニュースですが
シリア問題がややこしくなってきたようです。
現在、シリアでは内戦が起きているわけですが・・・
構造的には正規政府であるアサド政権に対して反政府勢力がやり合っている状況です。
それで、アサド政権に対してはロシアが援護しているわけですが・・・
今、ロシアはウクライナでいっぱいいっぱいで要するにシリアに対して手薄なわけですね。
そこを反政府勢力が今がチャンスとばかりにアサド政権を潰しにかかっているという状況です。
それで、問題なのは反政府勢力はトルコが思いっきり擁護している組織なんですね。
なんで擁護するかというと・・・
この反政府勢力はトルコの宿敵であるトルコから独立を目論むクルド勢ともやり合ってくれており、トルコにとってはクルドを退治してくれるありがたい存在なわけです。
それで、この件に関してロシアが激オコなんですね。
もしもアサドが負けたら、ロシアはシリアの港が使えなくなり、それで地中海へのアクセスができなくなることに、ある種の陸封状態になるからなんですね。
だから、今回の件でロシアはトルコに対して、「貴様、何さらしとんじゃ~」状態で、市場ではロシアがトルコに対して制裁するのでは警戒が高まっているようです。
トルコは現在、反政府に関与していないと火消しに必死のようですが、関与していないというのは無理がありそうです。
戦闘が激しくなるようであれば、ロシアが確実にトルコに圧力をかけてきそうですね。シリア政府、反体制派と対話実現を 支援用意=トルコ外相 https://t.co/8tIV0G79eR https://t.co/8tIV0G79eR
— ロイター (@ReutersJapan) December 3, 2024
ちなみロシアから制裁を喰らうとトルコの貿易がヤバいんですね。
ロシアとの貿易は結構なGDPを占めており、確実にトルコ経済を蝕むことになるようです。
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