トルコ戦士の皆様
懸念されるクルド組織へのシリア・アサド政権軍の援軍についてですが・・
そもそもクルド組織の目的はシリアから独立してクルドの国をつくることです。
今回の問題の発端であるトルコ軍のクルド組織へのアフリーン攻撃は・・
アメリカがクルドにシリアとトルコの国境に・・
クルド組織に国境を警備させ、自治区をつくらせる動きをしたことによるものでした。
➡クルド自治区をシリアに!?エルドアン怒り!新しい州なんて作らせない
これに激怒したエルドアン大統領が引き金を引いてアフリーンを攻撃したわけですが・・
現在のクルド組織は・・
西のアフリーンから東のマンビジの間を繋ごうとして範囲を広げようとしているところでした。
シリア勢力図
黄色部分がクルド勢力でシリア北部のトルコ国境付近を西から東にかけて繋がろうとしています。
この黄色の部分をロジャヴァといいクルドの自治区のような状態になっていて・・
トルコは西と東がつながろうとしている部分をテロの回廊と呼んで非難しています。
現在トルコは西のアフリーンを攻撃し、東のマンビジも攻撃したいところですがアメリカ軍が駐留しているためできない状況にあるわけです。
現在トルコにアフリーン攻撃されていて、さらにアメリカの援護も得られそうもないクルド組織はこのままでは、トルコにやられてしまいシリアからの独立どころではなくなります。
それで・・
今回、敵対するシリア・アサド政権に援助を求めたわけです。
アサド政権としては、援助することで黄色のクルド地区に入ることができ・・
クルドの独立を阻むとともに、クルドから北部を取り戻せる機会を得ることになるわけですね。
要するにシリア・アサド政権が・・
アメリカが支援するクルド組織から奪われた地域を・・
取り返せる願ってもいないチャンスが訪れたことになりわけですね。
トルコがロシアの許可を得てクルドを攻撃し・・
アメリカがクルドを見捨てるかもしれない状況ができ・・
➡トルコ驚きの譲歩案!マンビジを米軍とトルコ軍の合同駐留
そのクルドを・・
ロシアが援護するシリア・アサドが援護しようとするという・・
➡トルコはアサド政権との衝突を避けたいようです。
今なっているわけです。
一体この茶番劇はどういう終わりを向かえるのか・・
さっぱり読めませんね。
※当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。
毎日更新中
➡主要5社トルコリラ・スワップポイントカウンター
➡トルコリラ円くりっく365売買動向(毎日更新)
リアルタイムチャートはこちら
PC用ドルトルコ・リアルタイムチャート
PC用トルコリラ・リアルタイム売買動向