トルコの稲妻！今後も必要な措置を行う（今回の利上げは最低限措置）

トルコ戦士の皆様

昨日のトルコ中銀の行動は・・
驚きでしたね。

これまで市場から・・
➡市場を納得させるには！正式なトルコ政策金利の引き上げが必要・・

正式な政策金利の利上げを求められていました。

トルコの政策金利は４種類あり・・

ここ最近の政策金利の動きを整理すると・・

トルコ政策金利	3月7日	4月25日	5月24日	5月28日	6月7日
政策金利（１週間物レポ）	8.00%	8.00%	8.00%	16.50%	？？
翌日物貸出金利	9.25%	9.25%	9.25%	18.00%	？？
翌日物借入金利	7.25%	7.25%	7.25%	15.00%	？？
後期流動性貸出金利	12.75%	13.50%	16.50%	19.50%	？？

※赤文字が前回と変化した金利です。

記憶に新しい先週5月24日の緊急利上げは

➡緊急利上げ！トルコ中銀（やはり、この男が反撃の狼煙を上げました）

後期流動性貸出金利の利上げで・・

昨日の利上げは・・

➡トルコリラ急伸！トルコ中銀、政策金利本体を利上げへ・・

主要である政策金利（１週間物レポ）を8％から16.5％に利上げした。

トルコ中銀はこの分かりにくい・・

４つある金利の枠組みを簡素化し・・

6月1日に新しい枠組みを発行するそうです。

どういう枠になるのか楽しみですね。

ただ市場は・・
今回の措置を「最低限」だとし・・
6月7日の政策金利で・・

さらなる利上げを期待しているようで・・

アナリストによっては・・

政策金利（１週間物レポ）が1.5％利上げされ・・

18.0％になるという予想もあるようです。

市場の目はこういう感じで・・
まだまだ厳しいようで・・
トルコリラも上げ止まっているようです。

それから我らエミン先生は・・

一方でこの動きを受け、6月7日の政策会合で追加の利上げの可能性が少なくなったと考えます。たぶん何も出ないでしょう。

— エミン ユルマズ (JACK) (@yurumazu) 2018年5月28日

残念ながら・・
これ以上の利上げは厳しいのではとお考えのようです。

大王、個人的にも・・
この辺りが限界なのかなと思うですが・・

トルコのシムシェキ副首相は・・
先週と同様に今後も必要な措置を行うと述べたそうです。

シムシェキ副首相・・
ここまでエルドアンに歯向かってくれるとは・・
本当に頼もしいですね。

ちなみに・・
「シムシェキ」という言葉は「稲妻」だという意味だそうです。

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