トルコ戦士の皆様
先週の米雇用統計がいまいちな内容だったため、ここのところ上昇し続けてくれていた頼みのドル円がチト沈んでしまいました。
USDJPY日足チャート
先週のドル円は162円をブレイクできず、160円台に押し戻されてクローズしています。
市場の中は165円までは日銀は動かんだろというのが大方の見方になっているわけですが・・・
状況的に165円に行くか行かないかは、先週の米指標によって米経済次第という感じになっています。
今週のトルコリラは、来週末のムーディーズのトルコ格付けまで注目するようなイベントがありませんので、トルコ円に関してはドル円の動きに左右されることになりそうです。
で、このドル円ですが・・・
今週は7/11米消費者物価指数、7/12米生産者物価指数を内容で方向性が出ることになりそうです。内容的にインフレ鈍化が顕著にならなければ円売り、逆に現れた場合、円が買われドル円が下落することになりそうです。
トルコ円としては、インフレ鈍化が現れず、ドル円が上昇するストーリーを期待したいところですね。
それからトルコリラのテクニカル面では
TRYJPY,USDTRY日足チャート
まずはドルトルコに前回安値ラインである32.4をブレイクしてもらいたいところですね。
ここをブレイクできれば、おのずとトルコ円は上昇してくれそうです。
最後にトルコニュースですが
7/11にシムシェキ財相とカラハン中銀総裁がモルガンの投資家会議に参加するそうです。
なんでもこの会議に世界の投資家が100名近く参加するそうですので、シムシェキ財相からなんらかの声明が出ることになりそうです。
それでは戦士の皆様、今週もよろしくおねがいします。
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