トルコ戦士の皆様
トルコ共和国とシリア共和国の国境付近は・・
西のクルド勢力(アフリーン側)と東のクルド勢力(マンビジ側)が・・
中央に向け勢力を拡大し、一つになろうとしています。
※真ん中に挟まれている緑部分がシリア自由軍(シリア反政府軍)です。
※マンビジの右側(東)に流れる川がユーフラテス川です。
今回、アメリカがこの一つになろうとしているクルド勢力を
シリアの国境警備隊として配置し、クルド自治区を作らせようとしたことが・・
➡クルド自治区をシリアに!?エルドアン怒り!新しい州なんて作らせない
トルコのアフリーン攻撃の発端となりました。
とにかくトルコとしてはクルドが中央(シリア自由軍)を突破し・・
東西一つになることは・・
クルド独立国誕生の原動力になるわけですので・・
是が非でも避けたいわけです。
そこでエルドアン大統領は・・
今回アフリーン攻撃のついでに東側クルド勢力(マンビジ)も攻撃しようとし・・
マンビジにいるアメリカ軍に撤退するように求めました。
トルコ、米軍のマンビジ撤退を要求 米はクルド人部隊への武器供与停止を表明 https://t.co/yYTc0QAmBx @afpbbcomさんから— 大王(トルコリラ・南アフリカランド) (@daioubotan) 2018年1月29日
しかし、アメリカは・・
マンビジからは撤退する計画はないと表明しています。
米軍はマンビジから撤退しない。U.S. not planning Manbij troop withdrawal - CNN https://t.co/ocLiUbNQCQ— 大王(トルコリラ・南アフリカランド) (@daioubotan) 2018年1月29日
この状況は・・
いいとは言えないですね。
エルドアンは目標達成までやると明言していまして・・
トルコ大統領、シリアでの軍事行動 「目標達成まで継続」 米軍と衝突する懸念も https://t.co/A0xINrTqnJ @afpbbcomさんから— 大王(トルコリラ・南アフリカランド) (@daioubotan) 2018年1月27日
エミン先生はこのことが正しければ・・
アメリカ軍と衝突するリスクが高まると懸念されています。
一昨年のクーデター未遂以降はトルコ軍内のNATOよりの将校の大部分は掃討されて、ロシアよりの将校の影響力が増していると言われています。これが正しければ米軍と衝突するリスクは通常より高いでしょう。 https://t.co/TBQDz7L4R0— エミン ユルマズ (JACK) (@yurumazu) 2018年1月27日
米軍との衝突は最悪のシナリオですので・・
これだけは避けてもらいたいですね。
米側もクルドへの武器供給を停止すると表明し、ことを収めようとしているようですので・・
なんとしてもエルドアン大統領には・・
ギリギリのところで踏みとどまってもらいたいものです。
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➡あとはトルコとアメリカが落としどころをどこにするのか
まだ月曜なのに、このトルコリラの下落で・・
週末のような疲れを感じている大王でした。
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