トルコ戦士の皆様
いよいよ6月24日にトルコ大統領選が行われます。
この選挙、2019年11月行われる予定だったのですが・・
ここのところのエルドアンの理解不能な経済政策で・・
➡トルコ中銀へ!「俺に逆らう奴はクビだから」byエルドアン
与党AKPはこれ以上政権が維持できないということで・・
選挙を前倒したと噂されています。
今回この選挙の行方を展望してみたいと思います。
トルコ大統領選の仕組みですがフランスと同じように2ラウンド制になっています。
※詳しい仕組みについてはこちらをご覧ください
➡トルコ大統領選の仕組みと方法について
まず現在の支持率ですが・・
表1 トルコ大統領選支持率(5月20日)
エルドアン大統領としては・・
6月24日の大統領選第1ラウンドで
50%以上の支持を得て勝負を決めたいところですが・・
この支持率ですので・・
不正を行わない限り厳しい状況です。
ちなみ早くも不正を匂わせる動きが起きています。
選挙が順当に進むとすると・・
第1ラウンドの1位は・・
エルドアン(表1支持率41.9%)確定で・・
ツイッター フォロワー数1300万人
エルドアン(表1支持率41.9%)確定で・・
ツイッター フォロワー数1300万人
Dicle'nin nazlı yari, hasretimiz, sevdamız, kardeşliğimiz, yoldaşımız Diyarbakır bugün bir başka coşku ile bizleri bağrına bastı.— Recep Tayyip Erdoğan (@RT_Erdogan) 2018年6月3日
Teşekkürler Diyarbakır!#VakitDiyarbakırVakti pic.twitter.com/MUTYJOGkB4
2位を・・
インジュ候補(表1支持率22%)と・・
➡トルコ野党CHP候補者発表!ムハーレン・インジュ氏に決定
ツイッター フォロワー数410万人
Yarın Kars ve Van’da olacağız pic.twitter.com/l83RI1tFQx— Muharrem İNCE (@vekilince) 2018年6月3日
アクシェネル候補(表1支持率21%)で争うことになります。・・
ツイッター フォロワー数260万人
4 Haziran 2018 Pazartesi günü saat 16.00'da #Çankırı Belediye Meydanı'ndayız. Tüm milletimiz davetlidir.#YüzünüGüneşeDönTürkiye! pic.twitter.com/oFlPMD38ma— Meral Akşener (@meral_aksener) 2018年6月3日
現在、野党勢が集結し・・
第2ラウンドに進んだ野党候補を当選させるため・・
CHP、IYI、SP、DPの4党が同盟を結んでいます。
ここで同盟を結ばなかったHDP(クルド系政党)は・・
CHPインジュ候補が第2ラウンドに進んだ場合、インジュ支援を表明しています。
表1をまとめると・・
今回の選挙の支持率は・・
今回の選挙の支持率は・・
エルドアン・・・・・・・・・・約42%
野党同盟(CHP,IYI,SP,DP )・・約47%
野党(HDPクルド系)・・・・・約11%
こういう状況ですので・・
第2ラウンドに進んだ場合・・
HDPクルド系の11%がカギを握ることになる訳です。
CHPインジュが勝てばHDPは支援表明しているわけですが・・
アクシェネル氏が勝った場合、支援するかどうかは表明していません。
なぜか・・
実は・・
アクシェネル氏とクルド系とは遺恨があります。
というのも・・
アクシェル氏は現在AKPと同盟を組んでいるMHPの党員でした。
このMHP・・
民族主義者行動党という名称で・・
トルコ民族主義を主張する極右政党です。
トルコ民族主義とは・・
民族主義者行動党の政策は、トルコ民族の一体性や、文化的優越性を主張するトルコ民族主義に特徴付けられる。アタテュルクにより設立された共和国の一体性を強調し、クルド人の文化を認めない点で、共和人民党などの中道左派勢力との共通点を有する一方、アレヴィー派をはじめとする国内少数派の排除や、国外のテュルク系諸民族との連携を図る汎トルコ主義的傾向が、中道左派勢力と異なる点であるとされる。
引用元 民族主義者行動党『ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典』
更新日時:2017年10月24日 (火) 06:20 URL:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%91%E6%97%8F%E4%B8%BB%E7%BE%A9%E8%80%85%E8%A1%8C%E5%8B%95%E5%85%9A
要するにアクシェネル氏はクロド人を認めない側だったようです。
(今はどうか知りませんが・・)
また1997年のトルコ・クルド紛争時において・・
アクシェネル氏はトルコ内務大臣だったようで・・
この紛争でも・・
大臣として、いろいろクルドと遺恨があったようです。
こういう訳ですので・・
第2ラウンドにアクシェネル氏が進出した場合・・
クルド勢の票は・・
どちらに転ぶか分かりません。
これは・・
悲しき遺恨ですね。
ただエルドアン側もMHPと同盟を結んでいますので・・
下手するとクロド勢は投票を放棄する可能性もあります。
こういう状況を危惧したのか、わかりませんが・・
ドイツ政府は・・
ドイツ政府は・・
クルドにアクシェネルの支持を訴えているようです。
詳しくはこちら・・
大王、個人的にアクシェネル氏に頑張ってもらいたかったのですが・・
クルド票を考えると・・
エルドアンを倒すには・・
CHPインジュ候補に第2ラウンドに進出してもらうほうが・・
いいのかなと思うのですが・・
戦士の皆様はいかがお考えですか?
毎日更新中
➡主要5社トルコリラ・スワップポイントカウンター
➡トルコリラ円くりっく365売買動向(毎日更新)
リアルタイムチャートはこちら
PC用ドルトルコ・リアルタイムチャート
PC用トルコリラ・リアルタイム売買動向
0 件のコメント:
コメントを投稿