2017年11月4日土曜日

S&P社トルコ格付けについて声明発表(致命的なインフレ圧力)

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トルコ戦士の皆様

昨日は・・
かなり精神を消耗されたのではないでしょうか。
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トルコリラでロスカットを喰らった戦士の皆様へ

最悪のトルコ消費者物価指数が結果が最悪でトルコリラ売りが止まりませんでした。
➡インフレ加速でトルコリラ下落!速報トルコ10月消費者物価指数

米雇用統計が悪かったのでドルトルコでトルコリラ売りが止まるかと思われたのですが、市場はS&P社の格付けの警戒のためか、トルコリラ売りが止まりませんでした。
S&P社の格付け!やはり発表されるようです。(米雇用統計結果)

それで・・
市場が注目したS&P社の格付けですが・・
結果は前回と変わらず据え置きで、”BB”見通しネガティブです。
トルコ格付け表(世界比較)

今回の格付けに関してS&P社が声明を出していますので紹介します。

S&P社トルコ格付け声明
①インフレ圧力を止めないと経済と財政は悪化する。
②インフレ圧力が解消されると見通しを安定に引き上げ。
③トルコ経済は回復していて大きく回復しているのは輸出である。
④トルコは若年層が多く、比較的安い労働力とインフラ整備によって外国直接投資が誘発される。
⑤今年のトルコGDPは5%と予想

声明を見る限り、やはりインフレが致命的ですね。
トルコ中銀がいくら引き締めても、アメリカやドイツとの関係を修復しないかぎり通貨安を止めるのは厳しい感じです。


昨日のチャートのほうは・・
USDTRY、USDJPY1時間足チャート

ドルトルコのほうはトルコ消費者物価指数発表後はずっとトルコリラ売り
ドル円のほうは雇用統計で大きく下げますが、すぐに戻しクローズにかけて下落

これを受けトルコ円は
TRYJPY1時間足チャート

消費者物価指数発表後から逃げ場なく下げてクローズしています。

最後ですが・・
今回のS&P発表は市場クローズ後のようですので・・
この結果はチャートに反映されていないようです。

格付け変更なしなので、週明けスタートは大きな動きはないと信じたいのですが・・
戦士の皆様はいかがお考えですか。

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