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2017年9月19日火曜日

トルコが反対するイラク・クルド人独立問題を分かりやすく説明します。

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トルコ戦士の皆様

こちらでお伝えした・・
「トルコ大反対!9月25日イラク・クルド地域政府の住民投票に・・」
クルディスタン地域の住民投票問題、ヒートアップしてきましたね。
懸念が高まりドルトルコでトルコ売りが起きているようです。

TRYJPY、USDTRY日足チャート

ドルトルコが再び3.5付近まで売られています。
これに伴いトルコ円は32円台を割り込みました。

それで今の動きですが・・
まず問題の当該国であるイラクの最高裁が住民投票に停止命令を出しました。

トルコ・エルドアン大統領はこの停止命令を支持するとともに・・
住民投票に圧力をかけるためイラクとの国境付近で軍事演習を開始しています。



この問題なぜにトルコが過剰反応するかというと・・
もともとクルディスタン地域はトルコ国内(オスマン帝国)にあったわけです。
が・・
いわゆるサイクス・ピコ協定というやつで、オスマン帝国が分割され、この時、オスマン帝国内のクルディスタン地域が別々の国に分割されたことで・・
クルド人独立の問題が生じ、トルコとしてはトルコ国内のクルド人の独立を許すわけにはいかないことによります。

わかりやく日本で置き換えて説明しますと・・
たとえば戦後、ロシア、アメリカにより日本が西日本と東日本に分割されたと仮定します。

日本を西と東に分割するときに、面倒だからちょうど真ん中あたり直線で分割するかという感じで行うと・・

長野県あたりは、西と東に分かれることになります。
こうなると長野県の方からみると・・
なんで長野県が分割されないといけない訳?
なんで県内に国境があるわけ?
こんな感じに不満がつのり・・
こうなったら長野県で単独で独立しようぜ!という動きが出た状況が・・
今のクルド人独立問題です。

今回の問題を東日本をトルコ、西日本をイラクとすると・・
西日本(イラク)の長野地区で独立の住民投票が行われようとしている状況です。

ですからトルコとしてはこの住民投票は許しておけない訳ですね。
これを認めるとトルコでも同じことが起きるのは必須ですから・・
この辺はマサキ様からもコメント頂いております・

詳しくはこちらの記事を参照されてください。
「ローザンヌ条約①(トルコがギリシャを打ち破って勝ち取った条約)」

追伸、マサキ様
コメントありがとうございます。
イギリスが行った行為は今もなお、中東の骨肉の争いという事態を引き起こしていますね。アフリカの国境みても同じような状況ですし・・
エルドアン大統領がイスラエルに噛みつくのも、西欧に噛みつくのも理解できます。




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