トルコ戦士の皆様
イマモール逮捕に対する抗議デモですが、収まる気配が見られません。
業を煮やしまくっているエルドアンは弾圧を加速させ、昨日時点で拘束者が約1900人になったそうです。
これに加えメディア狩りもおっぱじめ、4つの放送局に制裁金を科し10日間の放送停止を命じられたところもあるそうです。
それからBBCの記者なんかは国外追放されているようです。
野党側はイマモールが釈放されるまで抗議を続ける気満々のようで、29日はイスタンブールで大規模デモを計画しているようです。
それで、最新の世論調査ではイマモールが釈放された場合、イマモールが大統領になる可能性が示されたそうです。
こうなるとエルドアン陣営としては絶対に釈放するわけにはいきません。
しかし、これによりトルコ国民の反感が高まることになりますので、ある意味、エルドアン自らドツボに飛び込んでいる感じですね。
これまで野党側はエルドアン陣営にメディア牛耳られていることで、選挙活動において相当な不利な状況になっていました。
それで実は以前にもライバル候補を逮捕しようともしているんですね。
この時は逮捕はせず、メディア封じで乗り越えましたが、今回は選挙で勝てないと踏んだようで逮捕に打ってでたわけですが、これが、めちゃめちゃ反エルドアンとして報道されることになっている訳ですから・・・
ある種、野党側にとっては絶好のアピールの場になっている状況になっていますね。
釈放したら負ける
釈放しなければ反エルドアンの声が高まる
これ完全、エルドアン八方ふさがり状況ですね。
エルドアンの八方ふさがりはそれ見たかとかなんですけど・・・
トルコリラにとっては厳しい試練のようで、今の状況が改善されないかぎり投資家にとって安心できない状況になっています。
最新情報によるとモルガンがトルコ国債への投資判断を「撤回」し投資家にトルコへの投資を待つように勧告したそうです。
今の状況を鑑みるとモルガンが勧告するのも致し方ないですね。
ただトルコ中銀が沈静化に積極的に取り組んでいることでトルコ対して完全否定をしているわけではないそうです。
この先はトルコ中銀の頑張りと抗議デモの行方に左右されることになりそうですね。
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