トルコの名誉回復！「FATFグレーリスト」から脱却へ

トルコ戦士の皆様

米PCEコア価格指数が予想を下回る結果となりドル売りが強まりました。

USDJPY日足チャート

ドル円は156円台に下落しています。

ちょっとこれ、158円乗せを狙っていたワタナベ勢には痛い展開ですね。

おそらく逆指値注文（ストップロス）が狩られていそうです。

→https://www.tryjpn.com/2024/05/blog-post_30.html

この影響でトルコリラは

TRYJPY,USDTRY日足チャート

ドル売りでドルトルコのほうは32.3台から32.2付近まで回復したのですが・・・

トルコ円はドル円の下落に引きずり込まれ、8.2円付近に下落しています。

このあたりはクロス円であるトルコ円にとって痛いところですね。

最後にトルコニュースですが、またいい情報が入っています。

トルコ､来月にも資金洗浄の監視強化対象「グレーリスト」から除外へ https://t.co/lILkUCAqn2 @businessより

— 大王 トルコリラと地獄の日々 (@daiobn) May 30, 2024

トルコがFATFの「グレーリスト」から脱却する可能性が高いそうです。

グレーリストとは、FATF（金融活動作業部会）が資金洗浄・テロ資金供与対策において非協力的な国を示すもので、まあ要するに悪い名誉なわけですね。

これから外されと、トルコが海外からの堅実な投資対象としての信頼が高まり、資金流入の増加が期待できるわけですね。

この件に関してはシムシェキ財相が昨年からコンプライアンスを強化し、脱却に向けいろいろと準備したそうです。

それで、この「グレーリスト」から脱却は６月28日に審議されるそうです。

是非とも脱却してトルコの名誉を回復していもらいたいですね。

ドルトルコでドル買い！トレンドチェンジの香り

トルコ戦士の皆様

ＦＯＭＣメンバーによるタカ派的な発言で、米の利下げ懸念が後退しドル買いが優勢になっています。

USDJPY日足チャート

ドル円は157.7円付近まで上昇し、158円乗せが意識される展開になっています。

こうなるとまたハゲタカ勢がなんらかの仕掛けを入れてきそうですね。

それで、ワタナベ勢の動向ですが・・・

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USDJPY4時間足チャート

ワタナベ勢の作戦、一目瞭然ですね。

157円付近に買いの逆指値をセットし158円付近で売って利確しようとしているようです。

ここまで来たら158円ブレイクするよねとどうしても思ってしまいますね。

で、この注文状況をハゲタカ勢がどう見るかですが・・・

ハゲタカ勢としては一旦売り込んで、ワタナベ勢の買い逆指値を狩ってから158円ブレイクを狙うのが、旨味がありそうですね。

それでトルコリラのほうですが

TRYJPY,USDTRY日足チャート

ドルトルコがこれまで続いていた上値切り上げトレンドが、ドル買いが強まっている影響で崩れつつある状況になっています。

32.3台を明確に超えるようであれば、トレンドチェンジしそうですので、ここはもう一踏ん張りしてほしいところですね。

幸いトルコ円のほうはドル円の上昇が助けとなり下値切り上げトレンドはキープしており4.9円台が意識される展開になっています。

最後にトルコニュースです。

シムシェキ財相が今月でインフレ上昇は終わり、9月に40％台に低下すると発表しました。

トルコ・シムシェキ財相！9月までにインフレ率は40％台にhttps://t.co/wVMhLa7E0v @HDNERより

— 大王 トルコリラと地獄の日々 (@daiobn) May 29, 2024

この発言で来週、6/3に発表されるトルコ消費者物価指数に注目が高まりそうですね。

現在、69％台のインフレ率がどれくらいで高止まるのか、できれば70％を超えないような結果になってもらいたいですね。

トルコのデフォルトリスク大改善！CDSが南アフリカに接近

トルコ戦士の皆様

トルコのCDSが過去4年で最低水準になったとシムシェキ財相が発表しました。

トルコのデフォルトリスクを示すCDSが過去4年間で最低水準！ https://t.co/yvgokKu7qZ

— 大王 トルコリラと地獄の日々 (@daiobn) May 28, 2024

CDSというのは、国債にかける保険料で、この数字が高いほどデフォルトの可能性があるから保険料高くしとくからねというもので、数字が低いほどナイスということになります。

→ジャンクに備えトルコ国債ＣＤＳ（クレジットデフォルトスワップ）を調べてみました。

それでトルコの最新のCDSが263付近まで低下し、これをシムシェキ財相が報告したわけですが、やっぱ比較要素がないと分かりにくいんで、大王のほうで最新の各国のCDS値を用意させていたできました。

各国CDS（2024/5/29）

国　名	CDS
Switzerland	5.5
Australia	13.12
France	23.5
United Kingdom	24.26
South Korea	34.62
Spain	34.79
United States	36.87
Canada	39.6
Italy	62.3
Greece	62.8
India	84.1
Mexico	93.06
Israel	121.84
Brazil	146.34
South Africa	219.32
Turkey	263.23
Russia	13775.17
2024/5/29　6:41データ

こんな感じでスイスなんかはデフォルトリスクがない等しいぐらい低いですね。

これに対してロシアなんかはヤバすぎる感じになっています。

そんでトルコはつい最近まで400台だったんですけど、デフォルトリスクが大改善し南アフリカレベルに接近している状況です。

このCDSは格付けとリンクしていますので、これでますます次の格付け発表が楽しみになりましたね。

→ムーディーズ効果？今後のトルコ格付けスケジュール

シムシェキ財相！トルコリラ規制にメスを投入

トルコ戦士の皆様

トルコリラいい感じですね。

TRYJPY,USDTRY日足チャート

ドルトルコは上値支持線を下回っておりまだトレンドをキープしてくれています。

トルコ円のほうは、節目である4.89円付近のラインが見えてきました。

このラインを突破できると、いよいよ4.9円台乗せですね。

この4.9円乗せに関してはドル円にもかかってくるわけですが・・・

USDJPY日足チャート

156.8円付近で動きが停滞しており、下に垂れそうな雰囲気が漂っている感じですね。

トルコ円的には157円台に乗せてもらいところですが・・・

市場では日銀の円安対策に警戒が高まっており6月14日の日銀金融政策決定会合を見極めようとする動き高まっており、ドル円の大きな上昇は期待できない状況になっています。

ですので、米指標によるドル買いに期待するしかなさそうですね。

で、今日、FOMCメンバーの発言や23:00に米消費者信頼感指数が発表されます。

こちらの内容でドルに動きが出そうですので、このあたりに注意してきたいです。

最後にトルコニュースです。

シムシェキ財相が外資流入は予想以上になったと発表しました。

トルコ・シムシェキ財相
外資流入が予想以上にhttps://t.co/Qpkswt3si8

— 大王 トルコリラと地獄の日々 (@daiobn) May 27, 2024

このことを受け、シムシェキ財相はオフショア市場の規制を緩和することを示唆しました。

現在、トルコ当局はトルコリラを売らせないような規制をいろいろかけており、このことが外国からのトルコ参入の足かせになっているんですね。

それをついにメスを入れようとしているようです。オフショア市場の規制が緩和されたらトルコリラが買いやすくなりますので、一刻も早く実現してほしいですね。

関連記事

→トルコリラ、スワップに異変！「トルコ銀行監視当局が売り規制を開始」

ワタナベ勢の買い注文で溢れかえっています

トルコ戦士の皆様

今週の日程ですが・・・

5月28日 火曜日

23:00米5月消費者信頼感指数

5月30日 木曜日

20:00トルコ中銀金融政策決定会合議事要旨 

5月31日 金曜日

08:30日本東京消費者物価指数

16:00トルコ第1四半期GDP (前年比)

20:00トルコ中銀金融安定性報告書  

21:30米コアPCE物価指数 

ドル円絡みでは米消費者信頼感指数、東京消費者物価指数、米PCE物価指数・・・

このあたりが材料としてピックアップされているようです。

指標ではありませんが29日（水）に安達日銀審議委員が講演を行うようで、こちらは日銀絡みで注目されているようです。

トルコリラ絡みではトルコ中銀イベントが木、金に発表されます。

こちらは今後の金融政策について盛り込まれていそうですので内容を確認していきたいです。

それからトルコニュースですが

エルドアンがインフレについて決意表明しています。

エルドアン大統領！トルコのインフレ抑制を約束https://t.co/6hTF1eJpe8 @HDNERより

— 大王 トルコリラと地獄の日々 (@daiobn) May 26, 2024

インフレについて今年後半にインフレの急速低下が始まるとし、一時的な低下ではなく、永続的な低下を目指していると市場を安心させる声明を出してます。

この感じだと、しばらくはシムシェキ陣営の金融政策が続いてくれそうですね。

最後に最新のトルコリラ注文状況をお知らせします。

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USDJPY4時間足チャート

赤の買い注文で溢れかえっていますね。

ワタナベ勢が本格的にトルコリラを買おうとしているようです。

ここ最近のグッドニュースのオンパレードが功を奏しているようですね。

ワタナベ勢！トルコリラを買いまくり

トルコ戦士の皆様

政策金利発表から一夜明けの状況ですが

TRYJPY,USDTRY日足チャート

ドルトルコは上値を32.2から32.1台に切り下げ順調に推移しトルコ円は前回高値ラインをブレイクし4.9円台を目指す展開にシフトしています。

ちょっとマジいい感じになっていますね。

それからトルコニュースですが・・・

バンカメがトルコリラロング推奨レポートを出しています。

バンカメ、トルコリラロング！
10%のリターンが期待https://t.co/d4D3zBSSYY @TurkishMinuteTMより

— 大王 トルコリラと地獄の日々 (@daiobn) May 23, 2024

上記の記事によるとトルコキャリー取引が復活しており。大幅な利上げが功を奏しており過去６カ月の新興国市場で最も好調な取引になっているそうです。

スワップを含めると10％程度どころじゃないと思えるのですが、とにもかくにも今が絶好の買い場かもしれませんね。

それで最新の価格分布（ポジション状況）を見てみますと・・・

トルコリラ円価格分布（2024/5/24）

会員限定　みんなのFX価格分布

5円以下の大量のロングが投入されていますね。

ワタナベ勢はトルコリラを買いまくっているようです。

この感じだと来月あたり5円台の回復も期待できそうですね。

速報、トルコ中銀政策金利！予想通りの結果に

トルコ戦士の皆様

先ほど発表された政策金利の結果です。

20:00トルコ中銀政策金利

前回50.00％

予想50.00％

結果50.00％

それで注目された声明ですが

今の金融政策（高金利）は、インフレが大幅で持続的な低下が見られ、予測レンジに収束するまで維持される。インフレの大幅かつ持続的な悪化が見込まれる場合には、金融政策が引き締められる。

この引き締め（高金利）スタンスは、国内需要の緩和、トルコリラの実質的な上昇、インフレ期待の改善でインフレを引き下げていきその結果、下半期にはディスインフレが確立されるだろう。

という内容で発表されました。

TRYJPY,USDTRY4時間足チャート

チャートの状況は発表後において予想通りということで大きな反応はないようです。

声明内容を見る限り、インフレが低下するまでは高金利で対応するということですので、トルコリラに関しては買いで勝負して良さそうですね。

今後に関してはまずは来月発表されるトルコ消費者物価指数の内容次第ということになりそうです。

海外からのトルコへの不動産投資が急増！

トルコ戦士の皆様

いよいよ本日、トルコ中銀政策金利の発表ですね。

時間は20時です。

それでこれに先立ってシムシェキ財相から年末のインフレ予想が発表され・・・

トルコ当局の経済政策によって、インフレは夏季に急速に低下し年末までに30％に下がるだろうという見解が示されました。

現在、約70％で夏以降ここ一気に30％まで下がるのはなかなか難しい気がしますが、なんとか実現して欲しいですね。

それからトルコ不動産のニュースですが・・・

海外からのトルコへの不動産投資が急増しているようで、トルコ中銀によると、海外からの不動産投資は2024年の最初の3か月で前年同期と比べて62％増加し5億9,700万ドルになったそうです。2023年が前年比で163.7％増加し、20億8,600万ドルだったので、このペースでいくと2024年はもっと凄いことになりそうですね。

ちなにこちらがトルコの4000万円台の物件です。

トルコの高級ペントハウス　4230万円https://t.co/R2kO2PX5gd

— 大王 トルコリラと地獄の日々 (@daiobn) May 22, 2024

トルコリラの状況ですが

TRYJPY,USDTRY日足チャート

ドルトルコの上値切り下げトレンドは続いていますね。

トルコ円は前回高値ライン付近まで上昇しており、ここを明確にブレイクできたら4.9円台が現実のものになりそうです。

トルコ中銀はトルコリラ売り介入していたのね！

トルコ戦士の皆様

トルコ中銀の外貨準備高が、5月10日に前週比で75億4,700万ドル増加し、1,344億2,000万ドルに達したそうです。

この内容は過去3年間で最も大きい増加で急増しているそうです。

外貨準備高の増加は格付けにプラスになりますので、いいことなんですけど・・・

ただ、外貨を得るにはトルコリラを売らないといけないわけですから、ドルトルコの上昇につながるという諸刃の剣でもあるわけですね。

関連記事

→日本格付研究所！トルコをジャンクに格下げ

で、この外貨準備高の急増に対して、シムシェキ財相がこのようなコメントを出しています。

シムシェキ財相！トルコ中銀が外貨準備高増加のためドルを買っていなければドルトルコは30を割っていただろう https://t.co/HkVJNIQ5y5

— 大王 トルコリラと地獄の日々 (@daiobn) May 21, 2024

つまり、トルコ中銀は外貨準備高のためにドル買ってトルコリラ売りをしていたわけですから、この影響でドルトルコが32台に上昇したということのようです。

要するに、これはトルコ中銀によるトルコリラ売り介入ですね。

これまで、ドル売りトルコリラ買いで介入してきたわけですから、トルコリラ売り介入をやっての今のドルトルコの位置はもしかすると上出来なのかもしれませんね。

TRYJPY,USDTRY日足チャート

ドルトルコはトルコ中銀が外貨準備高を急増させているにも関わらず、先月の4/19から上値を切り下げ続けています。つまりトルコ中銀のトルコリラ売り以上に市場からトルコリラが買われていることになります。

それだけトルコのポテンシャルが上がっていると解釈して良さげですね。

それでは明日はいよいよトルコ中銀政策金利が発表されます。

据え置き予想ですが、金利は50％です。

これ以上望むと神に呆れられそうですので、欲はこの程度で抑えておきたいですね。

イランの不幸劇がトルコ経済にとってはプラスに

トルコ戦士の皆様

まずはドル円の状況ですが

USDJPY日足チャート

トルコ円にとってありがたい展開になっており156円台に回復しています。

懸念されたイラン大統領が搭乗したヘリが墜落し死亡した件は事故と発表され今のところ為替に大きな影響はないようです。

トルコリラのほうは

TRYJPY,USDTRY日足チャート

ドルトルコの上値切り下げトレンドは継続されており32.1台まで切り下げています。

トルコ円のほうは4.8円台に回復し、いい感じの週明けスタートになっていますね。

で、件のイラン大統領問題ですが、トルコは関係が深いということでヤバいのかなと思ったですが、なんでもトルコのドローンが濃霧の中、ヘリを発見したそうです。

で、その暗視機能を搭載したドローンの捜索映像がツイートされたわけですが・・・

それが300万回近くヒットされトルコドローンの大宣伝になったそうです。

Akinci UAV identifies source of heat suspected to be wreckage of helicopter carrying Iranian President Raisi and shares its coordinates with Iranian authorities pic.twitter.com/0tZtMc5oaP

— Anadolu English (@anadoluagency) May 20, 2024

このドローンの会社ですが、実はエルドアンの次女の婿であるセルチュク・バイラクタル氏が社長を努めており、エルドアンの後継者になるのではと噂されている人物です。

→これからのトルコの重要人物！ネクスト大統領候補

とにもかくにも、イランの不幸劇がトルコ経済にとってはプラスになるようなことになっており、これもまた、誰かの不幸は誰かの幸せ的なことになっており、因果というものの不可思議さが垣間見えてしまいますね。

いい感じで育っていますね！今週はトルコ政策金利がメイン

トルコ戦士の皆様

おはようございます。

今週はなんと言ってもトルコ中銀政策金利がメインですね。

05/23（木）

20:00トルコ中銀政策金利

前回50.00％

予想50.00％

トルコ中銀が発表する政策金利に市場の注目が集まっているわけですが

トルコ地元の多くのエコノミストは、50％で据え置くと予想しており、年末政策金利は４５％で予想されているそうです。

ブルームバーグも同じように今月発表される金利は据え置きされると予想しており、今回はよほどのことがないかぎり据え置きになりそうですね。

それで先週末に発表されたトルコ期末予測ですが

5/17トルコ期末インフレ予測

前回44.16%

結果43.64%

前回予測より低下しており、この予測どおりであるなら年末金利予想が45％というのも合点がいきますね。

5/17トルコ期末ドルトルコ予測

前回40.01TL

結果38.78TL

ドルトルコ予測のほうも低下していますね。

今のドルトルコの状態が予測もいい方向に改善されたのかもしれませんね。

とにかく、流れがいい方向に傾き始めているのは間違いないようで・・・

海外勢がトルコに目をつけ始めたようです。

時が来た😊 https://t.co/aoHugiGCTw

— 大王 トルコリラと地獄の日々 (@daiobn) May 18, 2024

このグラフを見ると加速感を感じますね。

スワップもいい感じで育ってきているようです。

トルコリラの波ですね🌊🏄🌊 https://t.co/lIuGq8S5FI

— 大王 トルコリラと地獄の日々 (@daiobn) May 18, 2024

こんな感じになってきていますので、このままいい流れが、年末まで進んでほしいですね。

それでは戦士の皆様、今週もよろしくお願いします。

追伸、よこあめ様

うれしいコメントありがとうございます。

５年も見ていただけて幸せです。

ワタナベ勢！トルコ円4.7円付近に買い注文集中

トルコ戦士の皆様

一時、153円台に値を下げたドル円ですが、155円台に持ち直しています。

USDJPY日足チャート

昨日大きく下げた値からの半値戻しのようなところに位置していますね。

米クリーブランド連銀メスター総裁がより長期高金利を維持する方針を支持すると述べたため、米利下げ観測が後退したようです。

今日もFOMCやFRBの関係者のコメントが発表されますので、この内容でドル円に動きがでそうですね。

それでワタナベ勢のドル円トレードの策ですが

LIONチャートPLUS+（LIONFX会員限定）

USDJPY4時間足チャート

注文状況を見る限り155円付近に買いの逆指値をセットし156円から157円付近で利確しようという作戦を立てている方が多いようです。

それからトルコリラのほうですが

TRYJPY,USDTRY日足チャート

ドル買いの影響でトルコ円はドル円に連動し上昇・・・

ドルトルコも上昇しましたがなんとか上値支持線はブレイクされず、トレンドをキープしています。

それからトルコリラの注文状況ですが

LIONチャートPLUS+（LIONFX会員限定）

TRYJPY4時間足チャート

ドル円とは違ってトルコ円のほうは買い注文一色ですね。

ワタナベ勢は4.7円付近のトルコ円をゲットしようとしているようです。

最後ですが、本日16時にトルコ期末インフレ予測が発表されます。

どういう予測になるか注目ですね。

ドル円の下落を受けトルコ円下落！米インフレ鈍化

トルコ戦士の皆様

頼みのドル円が沈んでしまいましたね。

USDJPY日足チャート

昨夜発表された米消費者物価指数でインフレ鈍化が確認されドル売りが強まりました。

この影響でドル円は154円台に下落しています。

今回を内容を受け米利下げ確率（9月）が６９％から約７３％に上昇しています。

ので、今後のドル円のさらなる上昇はあまり期待できなくなりそうですね。

それでトルコリラのほうは

TRYJPY,USDTRY日足チャート

トルコ円のほうはドル円に連動して沈んでしまいました。

が、ドルトルコではトルコリラが買われ32付近まで回復しています。

ここまで来るとドルトルコの31台が期待できそうですね。

最後にトルコニュースですが

フィッチがトルコを評価するコメントを出しました。

フィッチ評価！トルコ債券市場が復活https://t.co/s5qrDW7KHA

— 大王 トルコリラと地獄の日々 (@daiobn) May 15, 2024

フィッチによると投資家のリスク選好の改善によりトルコの債券市場が復活しているそうです。

これ次の格付け楽しみになりましたね。

次の格付けスケジュールはムーディーズが2024年7月19日に発表する予定です。

これから2ヶ月このいい流れ続き、格上げに結びつけてもらいたいですね。

エルドアンはトルコ経済の癌！国民に尻拭い

トルコ戦士の皆様

先日発表されたシムシェキ財相の政策は市場からいい評価だったようですが・・・

トルコ国民からは、ふざけんじゃねーぞという声が湧きまくっているそうです。

この原因ですが・・・

今回のインフレ対策は大幅に公共事業の支出を削減するというものなんですけど、その中にエルドアンごとの予算削減は含まれなかったようで、批判されているエルドアン宮殿やエルドアン飛行機、エルドアンボディガードは削減されず、湯水のように資金が注がれるそうです。

→「トルコ当局コロナ予測！5月には通常に戻る」病院よりも宮殿を作るエルドアンに渇！

こんな感じでXで茶化されていますね。

トルコ国民、大不満！「政府の緊縮財政策においてエルドアンの贅沢事業は削減されない」 https://t.co/i48Vsqwsnb

— 大王 トルコリラと地獄の日々 (@daiobn) May 14, 2024

まあ、これじゃね。説得力ありませんね。

エルドアンのせいでインフレしまくったのに、それを国民に尻拭いさせ自分は何もしないとか・・・

これ完全、部下に責任を押し付けるクソ上司とおんなじですね。

まあ、こんなんだから3月の地方選も大敗したんですね。

→大番狂わせ！2024年地方選でエルドアンが敗北

やっぱエルドアンはトルコ経済の癌ですね。一刻も早く退場してもらいたいです。

ジワジワ効きそうですね！シムシェキ財相、インフレ対策発表

トルコ戦士の皆様

昨日、シムシェキ財相からインフレ対策のための財政政策が発表されました。

内容は、

政府による公共機関による車両、家具、事務機器の新規購入と新しい建物の建設などが3年間停止される。（ただし保健、安全保障、防衛分野のものは含まれない）

とういう対策で政府による支出を低下させるものです。

要するに公共事業への支出を減らすことで物価の上昇に歯止めをかけようとしているわけですね。

発表会見でシムシェキ財相は「優先事項は、高い生活費と戦うことで持続可能な成長には１桁台の低インフレが不可欠だ」と改て決意を表明しました。

まあ、しかしこれよくエルドアンがオーケーしましたね。

というのもエルドアンの支持基盤は公共事業に群がる建設業なんですね。

この政策は、建設業の仕事を奪うことになりますので、ある意味エルドアンの首を締めることになるわけですが、今のインフレ状況を鑑みると背に腹は代えられぬと判断したと言えそうですね。

この政策は速攻で効果が出るものではないですが、間違いなくじわじわ滲み出てきそうですので市場の評価は高まりそうですね。

それで、このシムシェム陣営のこれまで成果が出始めているようで、トルコへの２０２３年海外直接投資が欧州で４位だったそうです。

トルコへの海外直接投資、欧州４位＝23年 - NNA EUROPE・トルコ・マクロ・統計・その他経済 https://t.co/COu6AP2Iil

— 大王 トルコリラと地獄の日々 (@daiobn) May 13, 2024

このトルコへの海外直接投資ですが2024年第1四半期において15億ドル流入となっており、2024年もいい感じで投資が増えているそうです。

ここ最近いいニュースが連発しており、チト怖いぐらいになってきましたね。

いずれにせよ悪いニュースが減ったのは何よりも嬉しいですね。

シムシェキ財相！財政緊縮策を発表

トルコ戦士の皆様

まずは今週の為替がですが・・・

ドル円絡みで米インフレ指標である火曜発表の米生産者物価指数、水曜発表の米消費者物価指数がメインになりそうです。

これらの内容によってドル円の方向性が定まりそうですね。

USDJPY日足チャート

ドル円は介入で下落した位置から半値戻し状況になっており・・・

再び160円を目指すのか、それとも150円を目指すのかという分水嶺的な位置で推移している状況です。

クロス円であるトルコ円としては160円を目指す展開がありがたいところです。

それからトルコリラのほうですが・・・

TRYJPY,USDTRY日足チャート

ドルトルコは4月後半から上値を切り下げながらトルコリラ買い方向で推移しています。

今週もこの流れが続くようであれば、回復の始まりとみてよさそうですね。

トルコ円のほうはドル円次第という感じですね。

それで今日、シムシェキ財相のインフレ対策としての財政緊縮策が発表されます。

こちらは市場からも注目されており、内容次第では動きが出る可能性がありますので要注意です。

最後にトルコニュースですが

日本の格付会社がトルコの見通しを引き上げたそうです。

日本の格付会社JCR「引き上げ」！トルコ信用格付けhttps://t.co/apMHQ4DsHQ

— 大王 トルコリラと地獄の日々 (@daiobn) May 12, 2024

日本の格付会社JRCはトルコ格付けを「BB」と世界の格付け会社よりも高く評価している中において、今回さらに見通しを引き上げました。

→速報、S&Pトルコ格付け！引き上げ来ました。

上の表のをみると、日本の格付け会社はもうすぐ投資適格中という感じですね。

それでは、戦士の皆様、今週もよろしくおねがいします。

インフレ予測引き上げ！来週、緊縮財政計画発表

トルコ戦士の皆様

昨日発表されたトルコ中銀インフレレポートの結果です。

トルコ中銀2024年末インフレ予測

前回36.0％

結果38.0％

トルコ中銀2025年末インフレ予測

前回14.0%

結果14.0％

トルコ中銀2026年末インフレ予測

前回9.0%

結果9.0%

今年度のインフレ予測が前回より引き上げられています。

中銀の予測よりまだインフレが強い状況のようです。

今回の結果を受けカラハン総裁は声明で我々は、インフレ率が目標水準に低下するまで、金融引き締めスタンスを維持する決意である。インフレ期待の恒久的な悪化を絶対に許しません。と改めてインフレ退治の決意を示しました。

現在のインフレ率が７０％付近ですので今年末がインフレ予測が３８％ならそろそろ大きく低下しないと、間に合わない感じですね。

それで、このインフレ対策として来週月曜にシムシェキ財相が緊縮財政計画を発表するそうです。

果たしてどんな計画となるか

こちら要チェックですね。

TRYJPY,USDTRY日足チャート

ドルトルコ、トルコ円ともにいい感じですね。

ドルトルコは上値を切り下げなら、トルコ円は下値を切り上げながらトルコリラ買いの流れで推移しています。

S&Pが次のトルコ格付けについて見解！

トルコ戦士の皆様

先日トルコを格上げしたS&Pから早くも次の格付けについて見解が示されました。

内容ですが、為替レートが最も重要な要因で年末のドルトルコが34～35の水準になると予想しているそうです。

次の格上げの可能性に向けてトルコの準備金に目をつけていくとし、同時にトルコ経済のハードランディングの可能性にも警戒しているそうです。

こうなると、やっぱりドルトルコのレートが大切ですね。なんとか年末まで３５以下にキープしてほしいところです。

あとは準備金に注目しているようですので、今後はトルコ外貨総準備高に注意していきたいです。

それから今日はトルコ中銀のインフレレポートが16：30に発表されます。こちらはドルトルコに関係する内容も発表されますので、注目ですね。

TRYJPY,USDTRY日足チャート

ドルトルコは上値支持線が形成されてきており、トレンド的な動きになっています。

トルコ円はドル円の上昇に連動し4.8円付近まで回復しました。

グッドニュース！トルコ、オフショア市場の制限緩和

トルコ戦士の皆様

またちょっといいニュースが入っています。

トルコ当局がオフショア通貨スワップの制限緩和を検討している情報がリークされたそうです。

トルコ政府、オフショア通貨スワップの制限緩和を検討－関係者 https://t.co/xUhjepUvuV @businessより

— 大王 トルコリラと地獄の日々 (@daiobn) May 7, 2024

オフィシュア市場というのは国際金融市場のことで、トルコ当局はというより、エルドアンがトルコリラを海外勢に売らせないために、オフィシュア市場においていろいろ規制をかけていたんですね。

で、今回この規制を緩和するという要する正常に戻そうというわけですね。

それで、この報道は市場に好感されたようでトルコCDSが285を下回ったそうです。

CDSというはクレジットデフォルトスワップといって要するにトルコ国債がデフォルトになったときの保険で、この数字が低いほど保険料が安く紙くずになるリスクが低いというものです。

詳しくはこちら

→ジャンクに備えトルコ国債ＣＤＳ（クレジットデフォルトスワップ）を調べてみました

とにもかくにも、ここ最近いいトルコニュースが多くなっていて嬉しいですね。

それでトルコリラのほうは

TRYJPY,USDTRY日足チャート

トルコリラ買いが優勢のようでドルトルコの上値切り下げが続いていますね。

あと少しで32を下回りそうです。

トルコ円のほうも値を上げておりいい感じ推移しています。

トルコリラ上昇期待！ドイツ銀行が格上げ後の見解を発表

トルコ戦士の皆様

ゴールデンウィーク終わりました。

連休最終日の井上ネリ戦、マジ最高の試合でしたね。

１Rの井上選手のダウンに血の気が引いたのですが、そこから圧巻劇に血が騒ぎました。

最後のネリがふっ飛ばされるシーンが強烈で、スゲードラマになりましたね。

この余韻でアドレナリンが出まくって、夜眠れなかった大王です。

それでまずはドル円情報ですが・・・

先日の日本当局の介入に対して、米イエレン財務長官から「こうした介入はまれであるべきで協議が行われることが期待される」というけん制発言が出ました。

こういう発言が出ると市場の介入警戒が薄まり再び円安の方向にベクトルが傾きそうですね。

USDJPY日足チャート

週明けのドル円は、ドル高方向に傾き154円が意識される展開になっています。

これから154円を超えるようであれば、155円ブレイク狙い・・・

逆に153円を下回るようであれば、150円が意識されることになりそうで、今日はテクニカル的に局面となりそうですね。

それで最新のドル円の注文状況ですが

LIONチャートPLUS+（LIONFX会員限定）

TRYJPY日足チャート

ワタナベ勢はロング勝負しているようで、買いの逆指値が多く投入されてるようです。

逆指値の上の売り注文の多くは利益確定のクローズ注文という感じでしょうか。

トルコ円的には155円ぐらいまで上げてもらいたいところですね。

TRYJPY,USDTRY日足チャート

ドルトルコは頑張っていますね。

先週から上値が切り下がっており、もう少しで31台に返り咲きそうな感じになっています。

トルコ円はドル円の上昇に伴い週明けは上昇スタートになりました。

最後にトルコニュースですが

先日のS&Pの格上げを受け、ドイツ銀行がコメントを出しています。

「Ｓ＆Ｐの格付け引き上げ、そして４月のインフレにが大きく上昇しな​​かったことから、トルコ資産に対するセンチメントはさらに改善するだろう」 「夏の間に地方債のパフォーマンスが大幅に加速すると予想しています。」とトルコリラ上昇を期待させる内容のものでした。

とにかく、あとはインフレがいつピークを迎えるかになりましたね。

インフレが低下し始めた時、トルコリラの本格的な飛躍が見れるかもしれませんね。

週明け、若干トルコリラ買いでスタートしている感じです

トルコ戦士の皆様

週末クローズにおけるS&Pの格上げを受けてからの・・・

トルコリラの週明けスタートの状況です

TRYJPY,USDTRY4時間足チャート

ドルトルコで若干トルコリラ買いでスタートしているようでチャートが下向きになっています。

トルコ円のほうも若干トルコリラ買いのようで上向きに傾いていますね。

今回のS&Pの格上げに対してですが・・・

シムシェキ財相がコメントを出しています。

Programımızın olumlu sonuçları kredi derecelendirme kuruluşlarının kararlarına yansıyor.

S&P ülke kredi notumuzu 11 yılın ardından 1 kademe artırırken görünümü pozitif olarak korudu.

S&P, Fitch ve Moody’s’in pozitif not görünümleri not artışlarının devamının habercisi.… https://t.co/FKzj4k3Mjd

— Mehmet Simsek (@memetsimsek) May 4, 2024

格上げに関して、シムシェキ陣営の経済政策が上手く進んでいることが反映されているとし今後も継続して強化すると決意を表明しています。

やはり格付けは国債の評価ですし、上がることで信頼が高まり、当然トルコへの投資も増えるわけですが、それよりも信頼が高まることでトルコ自身が資金を調達しやすくなるんですね。

とにもかくにもトルコはまだまだジャンク評価ですので、まずはジャンクから脱出してもらいたいですね。

このジャンクに関しては南アフリカがもろに影響を受けており、興味ある方はこちらをご覧ください。

関連記事

→なんとしてもムーディーズからジャンクを喰らってはいけない理由

→ムーディーズがなぜ南アフリカに甘いのか（マンデラの魂）

それで今週の為替ですが

特に市場が注目するようなビッグ指標はなく、強いて言うならドル円絡みで5/9に発表される日銀のイベントぐらいです。

5/9（木）

08:50日銀金融政策決定会合[4月25-26日分・主な意見]

これ以外ではFRB関係者のコメントが週を通して出ますので、米利下げに関する内容に注意しときたいです。

それでは戦士の皆様、今週もよろしくおねがいします。

速報、S&Pトルコ格付け！引き上げ来ました。

トルコ戦士の皆様

おはようございます。

早速ですが、週末クローズ付近で発表されたS&Pの格付けの結果をお知らせします。

S&Pトルコ格付け

前回「Ｂ」

結果「Ｂ＋」

見通し

前回「ポジティブ」

結果「ポジティブ」

ついに引き上げ来ましたね。

今回の引き上げについてS&Pはトルコ地方選挙後の影響により、経済政策の連携が改善し、ポートフォリオへの資金流入が増加し、経常赤字が縮小し、経済政策が改善すると考えられると述べ今後 2 年間でインフレとドル化の減少が予測されると声明を出しています。

最新の格付け状況

世界各国　国債格付け一覧
ランク		ムーディーズ		Ｓ＆Ｐ		フィッチ
投 資 適 格 級	1	Aaa		AAA		AAA
	2	Aa１		AA+		AA+
	3	Aa２		AA		AA
	4	Aa３		AA-		AA-
	5	A1		A+		A+
	6	A2		A		A
	7	A3		A-		A-
	8	Baa1		BBB+		BBB+
	9	Baa2	メキシコ	BBB	メキシコ	BBB
	10	Baa3		BBB-		BBB-	メキシコ
ジ ャ ン ク 級	11	Ba1		BB+		BB+
	12	Ba2	南ア	BB		BB
	13	Ba3		BB-	南ア	BB-	南ア
	14	B1		B+	トルコ	B+	トルコ
	15	B2		B		B
	16	B3	トルコ	B-		B-
	17	Caa1		CCC+		CCC+
	18	Caa2		CCC		CCC
	19	Caa3		CCC-		CCC-
	20	Ca		RD		RD
	21	C		D		D
※2024年5月4日調べ

これであとはムーディーズの格上げですね。

Ｓ＆Pとフィッチに関しては南アフリカの一歩手前まで来ており、このままシムシェキ陣営が頑張ってくれたら次は肩を並べてくれそうです。

格付けが上がることはトルコへの信頼が高まることに直結し海外勢のポートフォリオにトルコが組み込まれやすくなりますので、ムーディーズの格上げに期待したいですね。

TRYJPY,USDTRY日足チャート

クローズ付近での発表ですので今のところトルコリラに反映されていないようです。

ただドルトルコは週を通してトルコリラ買いが優勢のようで上値を切り下げてクローズしました。

残念ながらトルコ円のほうは日本当局の介入によるドル円の下落で週を通して下落しクローズしました。

最後に昨日発表されたトルコインフレ率の結果をお知らせします。

16:00トルコ4月消費者物価指数前年比

前回+68.50％

予想+70.10％

結果+69.80％

結果は前回より高く、予想より低いものになりました。

まだインフレが進んでいるようですが、予想より下がっておりそのスピードは鈍化してきているようです。

早くピークに達してインフレが低下し、トルコリラへの信頼が高まることを期待したいですね。