インフレ低下の兆し！珍しくトルコリラ堅調キープ

トルコ戦士の皆様

昨日発表されたトルコ指標の結果です。

4/3　16:00トルコ3月消費者物価指数前年比

前回+67.07％

予想+69.05％

結果+68.50%

前回よりも高い結果ですが、予想をやや下回っています。

しかし・・・

前月比のほうは

4/3　16:00トルコ3月消費者物価指数前年比

前回+3.6％

結果+3.5％

こちらは前回を下回っておりインフレ低下の兆しの兆しが見え隠れしているようです。

このことについてシムシェキ財相は「予測と一致して低下しました」と自身の取り組みが上手くいっているという感じのアピールをし・・・

「インフレ目標を達成するまで、必要なことは何でもやるつもり」と改めて金融引き締めを匂わせるコメントを出しています。

なお昨日は経済調整委員会の会議がユルマズ副大統領の下で招集され・・・

ここでもインフレについて議論が行われ、会議後の声明で最優先課題であるインフレとの戦いは継続すると述べられました。

エルドアン陣営が選挙で負けたことが、これ完全いい方向に出ていますね。

インフレを低下させないことには、次の選挙で勝てないと気づきまくったようです。

最後にチャートのほうですが

TRYJPY,USDTRY日足チャート

インフレが上昇したのにも関わらずトルコリラが買われていますね。

珍しく堅調な状況が続いています。

ドルトルコは32台を割り込み、トルコ円は4.7円台に乗せました。

頼みのドル円が152円台に行きそうな雰囲気になっており明日の米雇用統計はチト楽しみですね。