トルコリラ堅調！エルドアン陣営、インフレに焦り

トルコ戦士の皆様

選挙後のトルコリラですが…

トルコリラが買われているようで今のところ堅調な動きになっていますね。

TRYJPY,USDTRY日足チャート

トルコリラが買われドルトルコが32付近・・・

トルコ円は6.7円付近まで買いが進んでいます。

エルドアン陣営は選挙に負けた理由としてインフレが大きな要因と捉えているようで、市場は今後、エルドアン陣営がインフレ退治に躍起になるのではないか期待しているようです。

シムシェキ財相が選挙後早々にインフレ退治に関して強い決意を述べたわけですが

これに続き昨日トルコ中銀カラハン総裁が金融引き締めを維持すると利上げ継続発言を行いました。

トルコ中銀カラハン総裁声明！金融引き締めを維持するhttps://t.co/TmLvUZHm8E

— 大王 トルコリラと地獄の日々 (@daiobn) April 2, 2024

この声明を見るとエルドアン陣営の焦りが垣間見えますね。

今日発表されるトルコ消費者物価指数の内容によっては今月も利上げが行わるかもしれませんね。

カラハン総裁は今年後半にインフレが低下するという見通しを立てているようなので、そろそろその兆しが欲しいはずですね。

今回、予想を大きく超える内容だった場合、大幅利上げが行われるかもしれませんね。

とにかく、ここ数日のシムシェキ陣営の動きを見る限りエルドアンがインフレによる国民の不満を恐れていることは間違いなそうですね。

それから、今回の選挙ではインフレ不満もさらなることながら、国民のイスラム離れが顕著にあらわれているいるようです。

今後はイスラム色を強めようとするエルドアンに対して若者が反旗を翻すという構図がより強くなりそうですね。

→何が何でもこの選挙でイスラム色を薄めなければならない理由！

それでは戦士の皆様、本日16時にトルコ消費者物価指数が発表されます。

市場はこの内容を見極めようとしていますので、チェックのほどよろしくおねがいします。