トルコ戦士の皆様
一時144円台に下落していた頼みのドル円が145円台に回復しています。
USDJPY日足チャート
ここから何とか週末までに146円台に乗せてもらいたいところですね。
現在市場はイスラエル・イラン戦争が停戦となったことで、視線が経済問題にシフトしており特に米の利下げ時期が注目されているようです。
最新情報によると7月利下げ説が出ています。
もし7月に米の利下げが開始された場合、ドル円は140円割れ路線が進みそうですね。こういう状況ですので、ここ数週間は米インフレ状況やFRB関係者の発言に注意する必要がありそうです。パウエルFRB、早期利下げに「二つの基準」 7月説を唱える幹部も https://t.co/z8p1qSyj7G
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) June 25, 2025
米国の中央銀行にあたる米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は24日、早期の利下げには「6~8月の物価高(インフレ)と関税の関係」「雇用情勢」の二つが判断基準になると明らかにした。
それからトルコリラのほうは
TRYJPY,USDTRY日足チャート
ドルトルコでまたドルが強まり、ここのところのトルコリラ買いが打ち消されドルトルコは最高値付近まで上昇しています。
この影響でドル円の上昇が打ち消さえれトルコ円は3.6円に近づく展開になっています。
それで昨日、トルコ中銀から1年後のインフレ期待が発表されました。
部門 インフレ予想
市場参加者予想 24.6%(-0.55%)
実体経済予想 39.8%(-1.2%)
家計予想 53.0%(-6+9%)
市場参加者というのは金融関係者やアナリスト達のことで前回より0.55%低下しています。
実体経済予想は企業側(製造・サービス)の予想でこちらは1.2%低下、そして家計予想のこちらは庶民予想で6.9%低下になっています。
いずれにせよ、庶民の予想と市場参加者の予想が大きく乖離していますので、実際肌で感じるインフレは相当高そうですね。
来週木曜にトルコ消費者物価指数が発表される予定になっており、そろそろ予想が出てくることになりそうですので、この数字に注意したいです。
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