トルコ戦士の皆様
昨日発表されたトルコ中銀インフレレポートの結果をお知らせします。
インフレ予想(据え置き):
2025年末インフレ予想:中間値24% (範囲19%~29%)
2026年末インフレ予想:中間値12% (範囲16%~18%)
2025年末政策金利予想:35%
インフレ予想が据え置かれたことで、トルコ中銀がインフレ対策に苦戦していることが明らかになりました。
カラハン総裁は「必要であれば、さらなる引き締めを行う用意がある」と金融引き締めスタンスを強調しています。
今後の金利については
6月の金利決定は据え置きの可能性が高く、新たなインフレリスクがなければ、7月から段階的な利下げが始まる可能性を示しています。
今回のインフレレポートの結果を受け
TRYJPY,USDTRY日足チャート
来月までは今の金利が維持されるようですので、これに対しては一安心ですが、インフレ退治が上手くいっていないのはチト心配ですね。
本来ならこのインフレレポートではインフレ退治が進んでいるべきだったのですがイマモール逮捕のおかげで通貨安が加速し、インフレ退治が後退するという・・・
トルコ中銀の人もある意味可愛そうですね。
2028年の選挙までエルドアンのなりふり構わない茶番がこれからも続くことになりそうです。
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