本人が否定！シムシェキ陣営解任の噂

トルコ戦士の皆様

トルコ中銀政策金利発表から一夜明けました。

今回の政策金利は据え置きとなり利上げが打ち止めになった形になっています。

シムシェキ陣営が誕生して金利が45％まで上昇したわけですが、トルコリラの元凶であるインフレはなかなか低下せず、最新のトルコ1月消費者物価指数前年比は64.86%と政策金利よりも約20％高い状況です。

金利よりインフレが高いわけですから要するにマイナス金利状態というわけですね。

それで、やはりこの経済状況を良く思っていない人がたくさん存在しているようで、シムシェキ陣営は選挙後に解任されるんじぇね～のという噂が広がっているそうです。

これに対しシムシェキ財相自身がXで「大統領の支援を受けて我々の政策は、選挙後も継続されます。噂を信用しないでください」というポストをぶっ飛ばしまています。

Şirketlerimiz uluslararası piyasalarda sermaye benzeri kaynaklara artık daha rahat erişebiliyor.

Programda öngördüğümüz hedeflere yaklaştıkça ülkemize uzun vadeli ve uygun maliyetli kaynak akışı daha da artacaktır.

Sayın Cumhurbaşkanımızın güçlü desteğiyle uyguladığımız… https://t.co/PrSpgCN7bi

— Mehmet Simsek (@memetsimsek) February 22, 2024

こういう噂が出るということは、これまでシムシェキ陣営に口出ししなかったエルドアンが再び口を出しまくるんじゃないかという懸念が高まっている証拠ですね。

これまでのエルドアンからすると、利上げ政策なんかもってのほかだったんですけど、なぜかシムシェキ陣営の利上げにはこれまでのところ口出ししていません。

選挙が終わるとしばらくは民衆の機嫌を取る必要がなくなりますので、この辺りがこれからどう影響するかが、やはり市場も警戒せざるを得ないようです。

3月末の選挙まであと1ヶ月弱です。

選挙後のエルドアンの出方に要注意ですね。