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2018年6月30日土曜日

政策金利が上昇したのにトルコリラのスワップが上がらない理由

トルコ戦士の皆様

大王のところ・・
ある戦士の方から・・
6月7日にトルコ中銀が政策金利を利上げしたのに・・
トルコリラ急伸!驚きの利上げ、トルコ政策金利1.25%利上げ

「なんで日本の各FX会社のスワップは上がっていないわけ?」と・・
問い合わせを頂きました。

こちらで確認してみると・・

トルコリラ・スワップポイントカウンター!
6月7日以降から・・
確かにあまり変化はありません。



現在トルコ政策金利は・・
メインの政策金利(1週間物レポ)が17.75%です。

もしこの政策金利17.75%がスワップに直結した場合・・

現在トルコリラ円が24.0円ですので・・
トルコリラ円1万通貨保有する場合・・
24.0円×1万通貨=240000円となります。

1年の金利が17.75%ですので・・
トルコリラ円1万通貨を1年保有した場合の金利は
240000円×17.75%=42600円となります。

24.0円のトルコリラ円1万通貨を・・
1年間保有した場合・・
42600円の金利がつくわけですね。

この金利を1日当たりに換算すると・・
42600円÷365日=116.7円

つまり・・
政策金利17.75%がそのままスワップに直結した場合・・
理論的に・・
トルコリラ円1万通貨あたり
1日のスワップポイントは116.7円が付与されることになります。

理論的に約116円になるわけですが・・
各社のスワップはこの数字ではありません。

そこで大王のほうで・・
「どうして政策金利が上昇したのにスワップには反映されないのでしょうか?」と・・
FXプライムbyGMO社のお客様サポートに問い合わせてみました・・
早速回答を頂いたので・・
そっくりそのまま紹介させて頂きます。
この度は、FXプライムbyGMOにお問い合わせいただき、誠に有難うございます。 お客様サポートにいただきましたお問い合わせに対する回答は以下の通りです。
 ---------------------- 
スワップポイントは、2国間の政策金利差も要因の一つですが、実際には短期金利(Tomorrow Next=通称トムネ)がベースになります。 この短期金利は、取引する通貨の需給や経済環境などのファンダメンタルズにより、為替相場同様、常に変動します。しかしながら現在は、6月25日早朝に開票されたトルコ大統領選挙結果等、経済環境が不安定となっており、政策金利の大幅な変更に反して、短期金利市場では金利の値は大きな変動なく推移しております。そのため、スワップポイントにつきましては短期金利市場と同様に変動なくご提供させていただいております。 何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。 なお、上述の通り、短期市場の変動により、今後もスワップポイントの受払金額が上下する可能性がございますことをご留意ください。  
---------------------- 
その他ご不明な点等がありましたらお気軽にご連絡いただければ幸いです。 今後ともFXプライムbyGMOをよろしくお願いいたします。  情報源 FXプライム byGMO お客様サポート


こちら要約すると・・
スワップには・・
政策金利が反映されるのではなく・・
短期金利(トムネ)という金利が反映されるそうです。

この短期金利は・・
経済状況や政情に左右されるようで・・
現在トルコは選挙等で不安定な状況のため・・
短期金利のほうは以前のまま変動がないようです。

このため・・
各社スワップを上がることができていないようです。

ですので・・
スワップを上げているFX会社は・・
無理を承知に頑張っていると言えそうですね

結論的には・・
これからトルコの政情が安定してくると・・
スワップは1万通貨あたり100円を超えてきそうです。

早く、政情が安定し・・
我々のスワップが上がるといいですね。

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