トルコリラ29円割れ！トルコ中銀、米国債から中国国債へシフト

トルコ戦士の皆様

厳し状況になっています。

トルコリラ売りがなかなか止まりません。

タイミング悪いことにドイツの独社会民主党が・・

メルケル独首相との連立協議を拒否したことでユーロが売られ・・

これにトルコリラも巻き込まれ、トルコ円は29円台が割り込んでいます。

連立が実現ならメルケル首相を招待する予定でしたので・・
➡カモン！メルケル、ドイツ連立交渉進展！（トルコリラ連動で一時29.5円台へ）
これは痛いですね。

それから

いよいよ！あさって18日木曜日、トルコ中銀政策金利が発表なのですが・・

これに先立って、トルコ中銀情報が入りましたのでお知らせします。
トルコ中銀が・・
米国債から中国国債へシフトするそうです。


現在かなりの米国債を保有しているが・・
中国との貿易が拡大するにつれ・・
トルコ中銀は中国元を必要になるだろうと予想されています。

客観的にみると・・
トルコの米離れが加速し中国へシフトしている感じですね。

➡2018年トルコ、中国との関係を拡大強化！（トルコリラ半値戻し）

現在、米とのいざこざは・・

・ザラブ問題

　➡トルコリラ下落！ザラブ審理でトルコの銀行家が有罪判決

・ギュレン問題

　➡クーデター後トルコ政府は粛清の動きを強めています。

・シリア問題

　➡クルド自治区をシリアに！？エルドアン怒り！新しい州なんて作らせない

どれも、かなり難を要するものです。

特にシリア問題は先日トルコリラの暴落を引き起こしていますので頭の痛い問題です。
➡暴落！トルコリラ29円割れ、原因はエルドアンの発言でした。

この件、アメリカがクルド組織に対し独立をエサにして利用している感じが・・
プンプン漂よっています。

クルド独立はトルコが絶対に譲れないラインですので・・

こうなるとますますトルコがアメリカから離れる一方です。

ただ、この件に関して、先ほど速報で・・
トルコ参謀総長と米軍トップが会談を行うと発表されています。

今はこの会談に期待するしかなさそうですね。