今回のムーディーズ社トルコ格付け見通し変更について(月曜の窓は？）|トルコリラと地獄の日々

トルコ戦士の皆様

恐らく多くの戦士の方が月曜の朝大きな窓が開くんじゃね～と心配されているのではないでしょうか。

まず今回のムーディーズ社の格付けの件ですが・・
速報、なんとムーディーズ社！トルコ格付けの見通しを引き下げました。

格下げが行われたではありません。

具体的に・・

ムーディーズのトルコの格付けは・・・

２０１６年9月２４日にジャンク級に格下げしています。
チャートの様子はこちら
超速報！！トルコ格下げ容赦無きナイアガラ発生

ムーディーズ社トルコ格付け

Ba1　"stable”　安定

　　　　↓

Ba1　"negative”　ネガティブ

Ba１（ジャンク級の中でも一番高い位置）自体は変更なしで見通しが安定からネガティブに引き落とされた訳です。

この見通し引き下げの理由ですが・・

①地勢的な緊張

②高インフレに経済成長抑制

③クーデタ―後の非常事態宣言化における大規模粛清による経済的悪影響

こういったことが要因だそうです。

それで、気になる月曜の窓ですが・・・

一番近いデータで・・

１月２８日にフィッチ社が金曜日週末クローズ付近に格下げし、その週明けスタートの様子がこちらです。

この時はジャンク級に格下げしたのに関わらず、拍子抜けするような窓でしたね。

今回も・・

この時と同じようになってもらうとありがたいですね。

ちなみにフィッチ社は３月７日にトルコ経済回復予想しているのですが・・

格付け会社によって、考え方や捉え方はずいぶん違うようですね。

追伸、ぽてとまとさま

トルコは悪いニュースが圧倒的に多いですね。

たまにいいニュースが出ても、すぐさま悪いニュースが飛び出し・・

いつまでたっても安心させてくれません。

来月のトルコ国民投票、トルコにとってはエルドアン大統領が負けたほうがいいのかもしれませんね。

こればかりは結果論で、未来の方が判断することですが・・

トルコチャート