トルコ戦士の皆様
リスク回避の動きで・・
ドル円でドル売り、ドルトルコでドル買いが起き・・・
トルコ円が26.5円台まで下落したようです。
こういう状況の中、いよいよ本日16時・・
トルコのインフレを占う
トルコ消費者物価指数が登場します。
この消費者物価指数CPIが上昇し経済が過熱していることが・・
➡トルコリラの癌はエルドアンで間違いないようです
今のトルコリラ安の大きな要因になっているわけです。
この経済(景気)の過熱とは一体何かというと・・
例えば
これまである建設会社で月に2000万円の家が10軒売れていたとします。
この場合・・
10軒分の資材と10軒分の工事作業者が必要になります。
ところが、家の需要が高まり・・
月に20件の注文が来るようになりました。
すると、当然、工事作業者を増やさないと工事はできませんし・・
資材もこれまで以上に必要となり、足りなくなるので、値段が上昇します。
人件費も増え、資材の値段が上昇すると・・
これまで1000万円で建設できていたのが。1300万円、1500万円とかに・・
上昇していくわけです。
こういう感じで物価がどんどん上がる状況を・・
経済(景気)の過熱といいます。
いわゆるバブルというやつです。
こういう状況を止めるには・・
銀行が金利を上昇させ・・
買い手側に・・
「こんな高金利では、とてもローンとか組めないな!」と思わせないと・・
止めることはできないわけですね。
(買い手が減るとおのずと物価が下がるわけですので)
今のトルコはエルドアンがこの利上げに反対し・・
利上げ反対の理由はこちら
➡http://www.tryjpn.com/2018/04/eu.html
過熱を止められず、物価が上がり、トルコリラ通貨の価値が下がる状況が起きているわけです。
この物価のバロメーターが・・
トルコ消費者物価指数CPI(買い手側の物価)
トルコ生産者物価指数PPI(作り手側の物価)
になります。
今のトルコにとってこの指数は低いほど・・
いい内容ということになります。
この指標が本日16時に登場します。
この時間は目を離さないようにお願いします。
※過去の発表時の様子はこちらです。
2018年3月
➡インフレ止められず!トルコ生産者物価指数が急騰(失望した数字)
2018年2月
➡速報、トルコ1月消費者物価指数!(予想よりいい結果)
2018年1月
➡速報、トルコ消費者物価指数!(ファイナンシャルタイムズが大幅改善速報)
なるほど!
返信削除ワタクシの疑問にわかりやすく答えてくれてありがとうございます。